技術部の壺の中 - Vol. 77 [夏はEスポ] - ニート株式会社のブログ

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完全に夏じゃないけど、6月から7月の夏と言えば、Eスポ。
最近、Eスポって発生しているのかな。太陽活動も気になるし。
いま、サイクルいくつなんだろう・・・・。
と思い、早速、google先生に「Eスポの状態」を聞いてみた。
トップに来た言葉、eスポーツ。
そうか!! 時代は、eスポーツか。
スポラディックE層を検索するつもりだったけど、出てこなかった。
今時、何じゃそれって事だと思う。
アマチュア無線が衰退しているのに、みんな関心も無いとは思う。
「携帯やSNSがあるのに、無線って何が面白いんですか。」
と、真顔で聞かれる。
うーん。それって、携帯あるのにデジカメ使うのはなぜとか、
糸電話が面白いのか、釣りは何が面白いのか、という質問みたいだ。
自分が興味が無いのは、やってる意味が分からないという事かも
しれない。世界ではアマチュア無線は常に一定量いるんですが、
日本は、急激に増えて、急激にしぼんだ感じ。
理由は分からないけれど、電気工作もしぼんだ感じ。
デモソフトウェアやデジタルツールを使うアーティストは増えている。
時代の流れって言うやつなんだろう。

大気の上空には電離層とよばれる荷電粒子というか、空中でイオン化
している状態みたいな大気の層がある。
太陽が当たると、太陽からの粒子で電離して、電波を通しにくい層が
出来る。この影響を受けるのは、中波や短波の周波数で、テレビや
CS/BS放送は影響を受けない。
高い周波数は、透過してしまうからだ。
でも、高精度の時計を使う機器は、話が変わる。
それは、GPSだ。
ここから先は、検証がないので正しいか判らないけれど、GPSを使う
ドローンの飛行には問題が出た。
だから、GPSに影響が出ると思っているけど、仮説で話してます。
注意してください。(ボール投げつけブログなので、まあ良し)

GPSは、正確な時間でそれぞれの衛星から電波を比較しているけれど、
空間の経路が変わると、その影響を受ける。だから、天頂に衛星が
多くとれる時が正確で、天頂から60度も離れて受信する電波は、
通過する大気の距離が増えるので不正確になる。
電波は誘電率の高いところを通ると遅くなる・・・けれど、光の
速度は一定なので、波長が長くなる(=周波数が低くなる)。
それだけで、ずれが出る。
BS放送と同じ円偏波なので、何かに当たって反射すると、逆偏波に
なり、位相差で受信感度が落ちるけれど、受信が出来る場合がある。
もう一回どこかにぶつかると、元に戻る。
だからGPSは、直接波を取らないと精度が出ない。
というか、車だとみんな常識的にアンテナをウィンドグラスにつけている
から、問題が無いとは思う。
経路でずれるぐらいだから、電離層異常で誘電率が違う空間をGPSからの
電波が通ると、ズレて当然だと思う。
最近だと、大気の影響を除くため、測定値に近い位値が明確な所でデータを
計測して、大気のずれがどのぐらいあるかを調べて、その情報を使って
データ補正をする(RTK)が行われていて、その場合、2cmの精度らしい。
最大7m～10mぐらいズレると言われている(天頂付近で衛星が4つとれる時、
普通は40cmぐらい)GPSの位値データは、わずかな大気の変化で
それだけ補正されるし、そんなにズレるということになる。
だから、大気の状態の影響は大きく、電離層の影響は無視できないと思う。
GPSのシステムが正確な時間を元に運営されている事と背中合わせ。

で、結局、Eスポはどうなのっていうと、国の機関は昔と変わらず
電波伝搬の情報を提供していました。6月の中旬は結構乱れた日も
あったんだね。今年は、6mは熱いかも。
って、しょぼいアンテナしかないから、関係なかったりする・・・・。
一応、一アマは持ってるけど、ペーパーだしね・・・。
気がついたら、世界に出るきっかけと金が無かったりする。