技術部の壺の中 — Vol. 117 [音声認識制御・・・]

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みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

googleは頑張っている。音声での操作が幸せの一歩だと。
確かに、所得が高い人の家は、執事が必要だし、音声制御が必要になるだろ。
けれど、10畳ぐらいのリビングルームでは使わないだろうし、照明の明るさをまめに変える生活を演出できる人はどのぐらいいるか、疑問もある。
だって、照明って未だに壁スイッチで変えてるし、つけるか消すかぐらい。
エアコンの調整やON/OFFもリモコンの方が速い。
ましてや、部屋で声を出すと、近所に聞こえてしまうほど、団地やアパートの壁は薄い。
騒音で隣から[壁ドン]されてしまう危険もある。
リモコンをいちいち探さなくて良いって人もいるけど、それって、探している時点でアウトな気もする。
今、部屋にある機器をアレクサやgoogleに手伝ってもらう必要はあまりない気がする。
それよりも、だ。
夏が近づく日本では、他にもっとやって欲しいことがある。
「アレクサ、ゴッキーを駆除して。」
「今日は、5ひき駆除しました。今週の駆除は22ひきになります。」
見たいな事じゃないかな。庶民の期待としては。
ゴッキーとか、スズメバチ駆除とか、ロボットや機械がやってほしい要求は、なかなか始まらない。
刺されても平気だし、危険だから真っ先に作って欲しいけれど、なぜか音声認識や音声制御という自分達が好きな物しか作ってくれない。
まあ、会話の収集からビックデータや翻訳のヒントにする為に使われていると言うから、ユーザーより自分達の為という物であることには変わらないのだろうと思う。
プラス、社会貢献というぐらいのイメージなんだろう。


[殺虫ロボ、一撃殺虫「ほいほいさん」 : 写真はプラモのパッケージ]

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