技術部の壺の中 — Vol. 32 [これも暗号? 単位のはなし]

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主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。
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キロキロとヘクと出かけたメートルが、
弟子に追われて、センチミリミリ。
昭和の小学校の先生が口ずさむ謎歌。
単位についての歌だけど、
K(キロ : 1000)
h(ヘクト : 100)
da(デカ : 10)
m(メートル : 標準単位)
d(デシ : 1/10)
c(センチ : 1/100)
m(ミリ : 1/1000)
と、単位の頭につける文字を生徒に覚えさせる為に
作ったのかもしれない。

これ以外にも生活の中で、様々な補助単位が
使われている。
農地は、上のK(キロ : 1000)、h(ヘクト : 100)が
使われ、10m x 10mの土地は、1a(アール)
1a x 100 = 1ha(ヘクタール : 100m x 100m)
見たいにa(アール)基準で表したりする。
まあ、10m四方一区画の方が、判りやすい。
da(デカ)は、あまり使われない。
dam(デカメートル)が有ったらしい。

1デシリットルってあんまり聞かなくなった。
100ccの方をよく使う。
“cc” = cubic centimetreの1立方センチメートル
のことだけれども、最近のペットボトルは
“ml”=ミリリットル表記されている。
MKS系単位系に徹底すべしと言うISOがらみかも
しれないけれど、ミリバールをヘクトパスカルって
表現したり、通俗的な生活感は無視されている。
車の1馬力もKW=キロワット表記だし、
ネジの締め付けトルクは、
N/m=ニュートン・パー・メーター見たいな感じで、
正しければOK的な入れ替わりようだ。

その一方で、未だにインチやマイルベースの規格も
生きている。ジーンズのサイズとか。
カラットとか、オンズとか、ポンドとかフィートとか、
ダメといいながら公然と使われている。
飛行機の高度はft=フィート基本だし、かつての
フィルムの長さもフィート基本。
電子基板で使われるmilは、インチ基本。
ICのピンとピンの間を2.54mm基準で表現する。
ICのピンやIDE-HDDのピンのピッチがmilベースの
寸法間隔。
まあ、最近では、フィルムは使われないし、
電子部品の小型化で、milも単位としては大きいから
0.25mm, 0.3mm, 0.5mmのピンピッチ見たいに
mm基準が多くなってきた。

補助単位のほかに世の中の言葉も変化していき、
意味が違うんじゃないかなと言う結構ミックス
してる状態になってる。
エアコンとか、ITとか、本当の意味をそこから
推測するのは難しい。単位と同じように煩雑だ。
ITは、インフォメーション・テクノロジーか
インターネット・テクニックか
インテリジェント・テクノロジーか
はたまた、インドア・テニスかもしれない。
どれもがありそうな感じだ。

ポリバケツ
正式名称はポリエチレン製のバケツなのだろうけど。
「ポリ」って、分子がいっぱい重合していることだと思う。
だからポリバケツって、「バケツをいっぱい持ってこい」
って、意味が正しい。バケツを一個持っていったら、
きっと怒られる。

美容院でかけるパーマ
パーマロイとか、単語を聞くと思うけど、
パーマネントウェーブ=永久の波って意味が正しいと思う。
「パーマかけてください」ってことは、
「永久を私にかけてください」って感じで、
永遠を感じさせて神々しい。
アドベンチャータイムのノリなら
「体はなくなるけど、いいかな。」
って感じかも。

キロバトルって、お笑いの世界だと一般的だけど、
バトルって言葉は戦いだから、なんかK1の強さの
メーターみたいな感じもする。

有る企業は生産ライン上で人が動作する最小単位を
決めている。指の動きは1モxト見たいな。
生産ラインでの無駄のない動作の計算に使っている。
体全体を動かすと多くの動作が必要なので、
振り向いて戻るときには、指先で何か部品を
つかんで戻った方が動作の節約が出来るとか。

昔、そう言う冗談単位のサイトが生み出した
「1ハナゲ」
痛みの単位で、ハナゲを抜かれた痛みは
万人共通ということが研究の結果分かり、
初めて標準化出来た。
という、嘘の単位。
インチとかメートルとか、同じ数量を違う単位を用いて、
混乱を招く社会より、無かった規定に対して、新しく
単位を作る方が、夢はある。
ただ、1neet(ニート)という単位は、なんかネガティブな
指針に使われそうで、少し気がかりだ。

技術部の壺の中 — Vol. 28 [記憶メディアのこと]
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