韓流って解らない

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みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

中国の事ってただ状況が紹介されるだけだけど、日本の事って
伝えられる情報に宣伝要素が入って紹介される。
それは脚色されていて、偏っている。
韓流に至っては戦略もかねて紹介されている。
ドラマや歌謡曲や観光の複合体だ。
まず、韓流(かんりゅう)ってところが、不思議だ。
隣の国は名前以外に漢字を使わない。
普通、漢字で書かれているから、日本の場合は日本語で読む。
だから、「かんりゅう」って言うのが正しい。
それを「はんりゅう」って読ませるところに、戦略を感じる。

最近、日本では日本語化している「電脳」。
これも、「テェンナオ」とは中国語で発音しない。
「でんのう」だ。最近は日本語だ。
韓国が漢字を使っている時点で対日戦略が見えるし、
日本へのプロモーションはすごい。
楽曲が大量に流入している。
今年の夏に、韓流男性アーティストのコンサート映像が、
映画館で二週間以上、上映されていた。これは長いだろ。
一日複数回も。
ハローワールドなんて、2週目で1日1回上映だぜ。
悲しすぎる。
この戦略差を良く目にするので、選択する側としても
「荒らしが過ぎるのを待つ」気持ちだ。
もう上映されていないから、早くオンデマンドで
出ないかなと思っている。
オンデマンドの融通性が上がると、このあたりが正常化
しそうな感じだ。
韓流の戦略はシステム全体で構成されているので、
はまった人は満足していて、ガチャ連チャンを回している
気分になっていると思う。

まずいのは、それに倣う日本流だ。
韓流に限らず、誰かが仕組んだ押しつけに、選択する方が
疲弊してしまうどうしようもない選択肢が増えているように
思う。
仕掛け人は達成感や気合いが入っているけれど、選択する方は
閉口している人も多い。
そうして、何万人動員なんて言われても、延べ数を増やした
だけの人達は、苦笑するしかない。
戦略は何にも新しくない。
海外や日本のツアーバスで、寄り道するお土産屋さんがそれだ。
「はーい、休憩所に行きますね。」
って連れてこられたお土産屋さんで、一部のお客は何も買わずに
死んだ目をしている。
まあ、そんな気分だ。
大きく与えられていると言う選択肢が、選択する側から極端に
合っていないミスマッチ現象。
売りたい方の気持ちが先走りすぎている。

だから、需要のある人だけに安定して供給が鍵だ。

話が韓流ビジネスと変わってしまうけど、
アマゾンの検索も類似品が多すぎて、使えそうだけど
どうなの?? って不安をあおる。
欲しいものはググった方がヒットする。
いっそ鎖国のようなクローズドマーケットで、
必要として安心な品質の物を妥当な値段で売り買いする、
信用第一マーケットがあっても良いと思うけど、それって
自分流にカスタマイズされた完全シールドルームの様な市場だ。
コストコのような会員制マーケットの更に上を行く。
でも安心がそこにある。

アマゾンの先を行くことは、簡単な部分もある。
商品は信用と価格だけど、
[ 高い = 高品位 ]
なんて、皮肉にもamzonや100均が概念を壊した。
同じものなら、安い物を買う。
問題は、品物が同一であるかどうかだ。
検索されるものは、
・高品質な物、信用が出来るブランドもの
・ブランドのB級品
・類似品
・類似品やブランド物の不良品
・全くの別物
なんて物が、横並びで検索される。
ブランド物は、信用が最重要課題。
アフターサービスが良いとか、対応が良いとか、
壊れにくく信頼性が高いに特化する。
当然、それが安いに越したことはない。
ブランド品に近い物で、より似ている物を上の選択肢から
選ぶことになる。
ブランド物でも不良品は最悪だ。

この点で、
アマゾンに満足しているけど、アマゾンのサービスにも
満足が出来ない部分はすでにある。
商品のフェイク性だ。
広く類似の物が見つかり安い物が見つかるが、
[高くても安くても、粗悪品が存在していて、地雷を踏む]
という残念な点だ。
レビューもフェイクだと判断が出来ない。

amazonの危機は、自分が作り出したマーケットにあると
思う。アマゾンに満足している点は、幅広く商品が検索できて
安く手に入る点。
なぜそれが危機かというと、品質が良く満足度が高いマーケットを
作れば、人は容易にそちらに流れるという段取りが出来ている事だ。

だから、人を商店街に戻すことも、実は可能なんだ。
店で見て、商品を確認すれば良いし、送料が押さえられると、
アマゾンより安く提供出来るはずなんだ。
そして、アマゾンに出てくる粗悪品を商品として並べないことで
カタログで注文して店が保証する様な仕組みもできるし、
それがストレスの低減になる。

実際に、お年寄りを抱える団地の周辺の店では、成功している
所もある。家からでなくなった団地の住民に電話一本で、
電化製品のカタログを手に持ち、修理からまるごと、請け負う
電気屋さんとか。
食品と家庭の必需品にオーダーをとって、届ける店とか。
食品だけではなく、トイレットペーパー、洗剤などの製品や
加工品、サービスを売っている。

韓流ビジネスの様な、まるごと抱き込みビジネスに
日本人はなぜか弱く、今まで棲み分けを重視してきた
結果なのかもしれない。

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