冬に歩く人たち

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みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

12月のある日、
とっても寒くなってきた日中。
小さな子供が トコトコと父親の後を
ついて歩いている。
子供の頃は、外に出るだけでも楽しいし、
親といる時間に幸せを感じていた。

でも、いつからか それがいやになり、
家族と離れたくなる。
動物の巣立ちの 本能なのだろうか。
それが本能だとしたら、仕方が無いけれど、
人はそれを知性や言葉で
超えようとしているのだろうか。

もし、それが正しいのなら、そのことを
『理解する必要がある』
人が人を傷つける。
それはだれもが知っているけれど、
時にやめられない。
なぜでしょう。→本能だから。

そう理解することで、
そもそもマイナスと思っていたこと、
本能でどうしようもないこと、
それが本当の人間という動物の姿で、

まわりに易しくしようとしていることが、
人間があとから手に入れた、
後天的なものだった としたら、
やさしさの形は、
無理をして作り上げたもの。

だから、壊れやすいと言うことも
諦めがつくし
いつも気に留めていないと、
それは
たやすく壊れてしまうと言うことも
理解しやすい。

トコトコ 追いかける子供の手を
つかむ気持ちは、作りあげた気持ち?
それとも本能?
狭間で迷うけれど、
どちらに転がるか、とても不安定な心理は、
そもそもが 二つありうる うつろな思い

そうなのか、どうなのか。

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