AIは世界を翻訳する

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みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。
社内で文書を要約するサイトの紹介があったので、さっそく自分のブログを試してみた。
誤字、駄文には自信がある。
[日経ビジネスの記事]
[サンプルブログ]

→要約文
新規の取締役が増え、人間関係が改善されていく現状を筆者が指摘している。人間関係は自分から何かに率先してつながらないと先細りになるという。AIがすべてのイヤな情報をブロックする仕組みができたら怖いと指摘した。

すごい。
話がとりとめない進行で、どこに落ち着くか書いてる本人でさえ判らないブログを なんとなくまとまりのある文に変えやがった。
まあ、「新規の取締役が増え、人間関係が改善されていく現状を筆者が指摘している。」というのは間違いで、ブログの方は 「新入社員が増えるという変化があっても、ニー株での自分の生活はほとんど変化せずに進んで行く」という真逆な話だったんだけど、まあ、要約した方が判りやすくて、理性的だ。
後半は、
AIにすべてフロックされると怖いと言うことではなくて、AIはブロックしても良いけど、修正をした事をちゃんと元の人にフィードバックしないと、何も変わらないし良くはならないから、AIはブロックだけじゃダメって話だけど、まあそれも良いか。
[わさびより、わさび味]
最近、英文は習慣的にgoogle翻訳に突っ込む。
結構きちんと翻訳してくれるし、判りやすい。
でも、自分が翻訳しているわけではなく、変換された日本語の行間から、それを更に要約して理解している気になっている。
翻訳がでたらめでも、文体の綺麗さにだまされる。
できない翻訳は、綺麗な文章にはならないから、疑って英文も見直す。
でも綺麗な文を作り出すAIが進化することにより、AIに隠された真実が遠のく気がする。
世界はAIの評価の元に、真実が隠され続ける・・・・という映画の様な現実が、すでにあるかもしれない。そして、そのことに自分は気がつかずに過ごすのかもしれない。
見た感じ、何の矛盾も感じない隠されたつじつまの下に、取り返しのつかない真実があると怖くなる。
・・・って、そう言うAIのわずかな矛盾がデマとかを産み、トイレットペーパーが品切れになるのかもしれない。世の中の情報の多くは、すでにAIが提供しているかもしれないし、虚無が巧妙だと現実との区別が付かなくなる。
最近、特殊映像が現実なのかどうか、判断が付かないことも出始めている。
「よくよく考えると、そんな事あり得ないな・・・、特撮か。」みたいな。

AIが作り出すフェイクな世界が高度すぎて、精神が崩壊する日も遠くない気がし出した。

そして、早速、このブログの文全体を 要約エンジンにぶっ込んでみた。
[要約文]
AIがすべてのイヤな情報をブロックする仕組みができたら怖いと指摘。AIはブロックしても良いが、修正をした事を元の人にフィードバックしないと良い。AIが作り出すフェイクな世界が高度すぎて、精神が崩壊する日も遠くない。

うーーーん。判るようで判らないけど、判ったつもりになる自分に、「真に悪いのは、なし崩し的に理解したと思い込もうとする、自分かも」と言う事に気づいた・・・。
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