飲食店に行かなくなった理由 – 調査でわかった猫舌の真相は「体質」

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夜桜 なのです。 バーチャル女の子をしてるなの。 陸上自衛隊卒のレトルトカレー評論家 高校生の時にフルアセンブラでウィルスを作って、他人に渡したものの、児童相談所に通報されなかったという経歴があるの。 返せなくなった211億円のバーチャル借金があるの。ぐすぐす;; 取締役ブログ事業部部長、音楽事業部部長、IT業務部部長 etc...

サイゼリヤあたしが、飲食店に行かなくなった理由には、確かに、アベノミクス景気悪化(が正しい)による、支出増、収入減も影響していますが、もっと真な理由を述べさせてもらいます。

お客様とは皆同じなのか?

飲食店のお客様の属性と言えば、一般的に

  • 年齢層
  • 性別
  • 大人だけか、子連れだけか、子供だけか
  • (ついでに、非喫煙者か喫煙者か)

に分けられますが、本来はもっと見えない所で細分化しないといけません。

大盛?小盛?

まず、よくある細分化をされるところで、このような面があります。

  • 大盛を食べる人か?(あくまで、一般量と比べて、大食いか?)

実際に、いくらかの飲食店では、大盛メニューを頼むことができます。

しかし、その逆の小盛メニューといえば、実際どれほどあるでしょうか?

皆無ではありませんが、ほとんどの店、特に大手チェーン店では提供していません。

一部の店では、小盛りにもできますが。

通常量の半分も食べれず、半分以上残してしまう方も多くいらっしゃるかと思いますが、

小盛りメニューが存在しないことによって、残飯というゴミ(一部では飼料にリサイクルできますが)が出て、地球環境にも、お財布にも悪い状態です。

実際は、少な目にして下さいと言えば少なくできるかもしれないものの、お財布の消費量は変わりありません。

ただ、言ってしまえば、小盛メニューも普通盛りメニューも、原材料の量が変わっても、手間が全く変わらない、もしくは余計にかかることから、起こりえる事態です。

辛党?辛いの苦手?

一部の飲食店では、辛いものに対して、より辛口にしたり、より甘口にしていたりとかありますが、残念なことに辛さを調整できる店もそこそこあるものの、本当にお客様のニーズにあったものとしては普及はしていません。

実際にこんなことがありました。

某大手ファミリーレストランで、カレーを注文したら、辛口相当で、あたしにとっても辛かったのですが、同じメニューであるカレーを子供が食べていました。

水を大量に飲みながら、辛い、と泣きながら食べていました。

またこんなこともありました。

大の大人ではありますが、カレーの中辛すら辛すぎて食べれません。

某店にて辛さ調整を甘口にお願いしたものの、かなり辛かったらしく、ヒーヒー言っていました。

いわゆるお店の中辛、甘口が、それぞれ激辛、中辛か辛口だったりするという標準化されていない部分もあるのですが。

これだけでも、きっと

  • お子様か?
  • 辛いの苦手な大人か?
  • 通常の味を食べたい大人か?
  • より辛い味を食べたい大人か?

に、区分されるわけです。

料理の温度帯

これはとても単純です。

  • 猫舌か?
  • 猫舌ではないか?

しかし、料理の温度帯を任意で調整してくれる店は、日本中気力で探して、0件しかありませんでした。

もともと冷めたメニュー、冷たいメニューもありますが・・・

確かにファーストフードのお店でアツアツの食べ物を出すのは、あまり見ませんが

確かに、料理が出てからある程度放置すれば、冷めます。

しかし、冷めることによって味や風味を損なう料理もあります。

そもそも、お客様が自身が、その冷ます時間(おおまか3~5分)を持ってない、忙しい人かもしれません。

むしろ、料理屋にとっては、超アツアツの状態で賞味期限1~2分ぐらいの料理を提供している事実がありますが、猫舌の人にとっては明らかに賞味期限を超えないとアツすぎて食べられないことになります。

あたしは極度の猫舌です。自分の作ったものでもすぐに食べられないってほどのものです。

猫舌っていう理由で、飲食店に入らなくなったという理由は、金銭面よりも大きいです。

キャッチアップ写真である、サイゼリアのミラノ風ドリアなんか、あたしはかなり冷まさないと食べられません。

まぁ、食べるべき店をあきらめて、別の熱くない店に行くか、明らかに冷めたメニューを食べるという選択肢はありますが。

というわけで、猫舌の人口について具体的に調べてみた

非常に少数のサンプル数になりますが・・・

20代~60代男女の方に調査した所、猫舌の人口は調査対象の約半数弱の??.??%いることがわかりました。

有効調査サンプル数 153 (外部調査会社及び社内調査による)

猫舌の割合

153人中、なんと76人もいました。

半数弱もいると、飲食店も何らかの対策をとらざる得ないと思われます。

猫舌でもゆっくりしていくお客様にとっては、時間経過と共に自然に冷めるのですが、猫舌で、かつ、忙しいお客様となれば、選ぶメニューが必然的に限定されたり、他の店(コンビニ弁当、ファーストフード、回転寿司等)に客を取られてしまう可能性があります。

確かに、ファーストフードで「あつあつのメニュー」というものは、あまり聞きません。

ついでに、猫舌の方に熱い風呂が苦手かどうかお伺いすると、約3分の2の以上の71.4%いることになるのですが・・・

猫舌の方にお伺いします。熱いお風呂は得意ですか?

「猫舌」は体質ではなかった 舌のテクニック不足が原因http://news.livedoor.com/article/detail/10370298/

とも言われますが、今回実施した調査において、舌のテクニック不足ではなく、もともと熱いものが苦手である体質である可能性が大きくなりました。

ちなみに、猫舌でない方からこのような意見もありました。

「子供の時には猫舌でしたが、克服しました。」

ということは、お子様の猫舌はかなりいるのでは?という推測もあります。

確かにお子様ランチはアツアツの状態でテーブルに出されませんよね。

まとめ、飲食店はどうすればいいか?

  • お客様の本当のお好みの量を出せるようにする。
  • できれば、資源保護の為に、お客様の嫌いな食材を避けて、残さず楽しく食べれる料理を提供するべき。
  • 辛い商品でかつ辛さが表記されていない商品は、どんなに辛さが苦手な人でも食べられるよう、カレーの辛口で言えば、甘口、もしくは中甘口をデフォルトとするべき。
  • 熱い商品は、どんなに熱さが苦手な人でも食べれるよう、最初から50℃帯以下で提供するか、猫舌のお客様向けに、意図的に冷めた選択肢を出すべき。
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