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tonn
初めまして、NEET株式会社取締役tonnです。
僕もブログが書きたい!という事で時々、約三~十行小説を書くことにしました。(書いてほしい行数をコメントして頂ければその分次がんばります!)
何分シロートなので稚拙な文章しか書けませんが暖かい目で、気軽に読んでいただけると嬉しいです。
(; ・`д・´)
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前回
だが、それは洋一ではなく、数学の先生、須藤だった。
「『大地。何下ばっかり見てるんだ』 危ないぞ!(こんな遅くに何してるんだ?)」
大地は目をこすり、見直したがやはり洋一ではなかった。
「先生……。(今のは何だったのだろう? 確かに洋一の声だった。幻聴?)」
「いいから早くこっちに来なさい。(たく、たまたま屋上を見たら大地がいたから驚いたわ)」
大地は柵の内側に転がり込んだ。
#37
「ジートゥ。お前が何かしたのか?」
「アハハハ。オレは何にも」
「なぜ悪魔にならない?」
フィレンチェも友達にいきなり水をぶっかけられた様な顔をした。
「そう言えば、洋一が誰かに刺されて意識不明の重体らしいぞ。俺はこれから病院に行くがお前たちも気を付けろよ(こんな事している場合じゃない。急がないと)」
「なるほど。死んでなかったのか」
フィレンチェは一人笑みをこぼす。
「俺も連れてってください(このままだと俺がやった事がバレてしまう)」
「構わないが親御さんにはちゃんと連絡しておくんだぞ。(仕方ない。大地は洋一と仲が良かったからな)」
つづく