オリジナル小説 タイトル「君の魂をください」#35

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tonn

初めまして、NEET株式会社取締役tonnです。 僕もブログが書きたい!という事で時々、約三~十行小説を書くことにしました。(書いてほしい行数をコメントして頂ければその分次がんばります!) 何分シロートなので稚拙な文章しか書けませんが暖かい目で、気軽に読んでいただけると嬉しいです。 (; ・`д・´)

前回

「どうしたらいいんだ?」

「じゅう」

「きゅう」

「はち」

「なな」

「ろく」

「ご」

「よん」

「さん」

「に」

#35

「(俺はもう駄目だ。野球も失った。親友も失った。もう生きてる理由も見当たらない。なら洋一の所に行くのも……)」

「いち」

もう時間がない。

このままだと大地は飛び降りる。

何かに意識をそらして正気に戻さないと。

「大地! 洋一は助かっ――」

その時、僕の声をかき消す様に屋上の出入り口が開いた。

『大地。何下ばっかり見てるんだ』

「洋一?(何で……ここに?)」

「ぜろ」

つづく

2018/ 5/18 18:55

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