2021年、妄想の泉

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みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

何かの事象が起きると、それによって引き起こされるかもしれない、『かもしれない想定』は、いくらでも出てくる。
というのは単なる妄想だから。
それこそ、こんこんと、あふれ出る泉のごとく妄想は膨らむ。
多分、衣・食・住に困らなければ、無人島でも一人で生きていけそうだ。

例えば、ガソリン車をやめて、EVにシフトすると聞くと、自動車整備の仕事が大きく変わるから、今から新しい整備車の基準策定とか、検定試験とか、お金の臭いがプンプンしてくる。
エンストしたときには、今までのようにガソリンでは無く、モバイルバッテリーで数キロ走れる仕組みとか、そういう『小物の開発』も産業として出るだろう。
青空駐車の車のバッテリー上がりはあり得る。
あと、バッテリーデリバリーの副業とかも可能だ。
危険物ではないし、電圧次第で、自分の車から高値で配電って事だって出来る。
週末は、高速のパーキングエリアに売電に行こうって事も起きるかもしれない。
多分、どこかの団体とかは、「危ない」と言って禁止を言ったりするんだろうな。
普通の充電とそんなに変わりがないから、全く危ない気がしない。
今のセルフのガソリンスタンドが危ないって言っているようなものだ。
海外では、当たり前のセルフサービスのガソリンスタンド、日本では危ないと言って、禁止されていたけれど、仕組みが何も変わっていないのに、何が安全になったのだろう。
同じリスクを昔は「危ない」と言っていただけで、それなら今、セルフがある根拠も薄い。その程度の危ないと言う認識で、それを貫くことも出来ないのだから、いろんな団体が「危ない」っていっていることは、かなり強い締め付けだと思う。
今から考えておかないと、EVの仕組み上に、いろんな禁止と危ないが蔓延するはずだ。
事故の時にバッテリーがショートして、大爆発ってのが、結構危ない。
通電で1000度を超える溶けた金属がはじき飛ぶ可能性があるし。
電気溶接と同じ事が起こる可能性はある。
リチウムがどうとかより、電気が流れる事によって起こる発熱が問題。

新型コロナウィルスにしても、ワクチンが始まるけれど、4月までの予定は医療関係者と高齢者、糖尿病などのリスクの高い人が優先的で、一般の人はゴールデンウィーク以降か、もっと遅くになる様子だ。
国産のワクチンは、まだない。6月以降に実施されても、しばらく、ワクチンを受けた人は少数という状態が続くと思う。
ワクチンが安全かと言う問題は有るとしても、消毒、マスクの対応は昨年3月から変わっていない。特に何かが追加された訳でもないし、不備な点の指摘も無い。
こんな状況で、何かを打開するきっかけは、ワクチン以外に残されていないように思う。それは、ワクチンという変化が追加されるから。
今に追加されることで、いくらかの改善にはなると思う。
その効果が見えたら、二つのグループの隔離は激しくなると思う。
ワクチンを受けている人と、いない人。
ワクチンを打っていないと試験が受けられないとか、コンサートに入れないとか、そういうことにはならないと思うけれど、受けた人が少数であるが為の『ワクチン受けた証明』という主張が行われるかもしれない。
ねじ曲がった『私は安全』ライセンス。
そういう主張は別のケースでは良くある。
映画『君の名は』を見た? とか、ドラマを見てる? とか軽いものから、年賀状出したとか、給付金をもらった? とか、車の免許ある? とか、別に自由なのに、無いとどうとか、やらないとダメとか、干渉しすぎだろう。
ワクチンがそういう類いの強い意識の区分けになると、ちょっと怖い気がする。
人は他人と自分の違う点を探すことがある。
たいして変わらないのに細胞の境目を気にしているアメーバーの時代から、他との区分け意識はあるのかもしれない。
細胞レベルで。

と、妄想の波紋は広がり、今年の年始を迎えるわけです。
年も開けました、おめでとう。

[年が明けた、1年前の紅白の餅]

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