じゃぱーん、じゃぱーん、じゃぱーん

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みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

きっと私だけでなく、みんなが感じているだろう。xxxジャパンが多すぎると。
なでしこジャパン、侍ジャパン、トビウオジャパン、クリスタルジャパン・・・等など。

こんなにたくさんあると、何がなんだかよく解らない。普通に競泳とか、サッカーとか、男子野球って言った方が速い。
たくさんあるジャパンを脳内で、元の言葉に変換して理解するというような、隠語を暗号にして解読、って、意味ないステップが蔓延する。
使いたいのは解るけど、ジャパン自体が日本チームを表すので、「日本の日本男子野球」みたいな感じだ。
「日本」という名称は、つけなくでも世界中の報道の人がつけてくれる。
国ごとに戦っているからね。
[選手名] + ジャパーン  って、アナウンスが入ると思う。
デフォルトでジャパンだから。
でも、日本の表記にはMt. 富士山 や、Bridge 日本橋、があるから良いか。
「チーム、ナデシコ・ジャパーン フロム ジャパーン」
と言われても、[ジャパン推し]で良いかな!!

[アメリカンドッグという名称は日本製]

一昔前は、「日丸飛行隊」、「東洋の魔女」という、違う言葉を組み合わせたネーミング構成だったけど、今や [単語] + ジャパンという構図で、何でもありだし、ハードルも下がった。
○○+ジャパンは、○○の言葉は国語辞典に乗っている単語を繋げれば良い。
水生動物の名前でも問題無く成立する。
クラゲ+ジャパン、まりも+ジャパン、かつお+ジャパン、するめ+ジャパン、たちうお+ジャパン、なまこ+ジャパン、カッパ+ジャパン、クマノミ+ジャパン、ドルフィン+ジャパン、マッコウ+ジャパン、ラッコ+ジャパン、イソメ+ジャパン、オキアミ+ジャパン、フナムシ+ジャパン、アンコウ+ジャパン
大体いける。
(実際にありそうなので、商標に引っかからないように、ジャパンの前に”プラス”を入れる)
だから、大体の物がよさげなネーミングに変わる。
ハラペコ+ジャパン、ニート+ジャパン、モザイク+ジャパン、ミラージュ+ジャパン、モバイル+ジャパン、ユビキタス+ジャパン。
何でも出来る気がしてきた。
オリンピックが 延期した今、2020のロゴのグッツとともに、これらのジャパンの賞味期限が切れないように気を付けたい。

マラソンは札幌に開催地を変えたことにより、地方色豊かなご当地ネーミングが活性するかもしれない危険には、特に気を付けたい。
「クールプレイスSapporo」とか出来たら、クールジャパンと打ち消し合うかもしれない。
開催地ごとに細分化したネーミングや、グッツが作られたら、オリンピック認定じゃなくても、認定品と並べるとよく解らなくなる。
気かついたらマラソン会場に「まりもっこり」や「ジンギスくん」がいるかもしれない。
そういえば、マラソンのコースはどこなんだろうか。
札幌って急すぎるし、会場整理や東京からの移動の案内とかうまく出来たのだろうか。
とにかく、延期を有効に使い、札幌の円滑な実施とxxxxジャパーンも量産してほしい。
と言うか、すでにちょっとジャパンも冷めてきた。
「ジャパン」よりは「トウキョウ」が新鮮に感じる。

冒頭のジャパンと言えばマウスコンピューター。
イイヤマの飯山工場を買い取って作っているらしい。
レノボのシンクパットは、NEC米沢が協力して作っているって聞いた事がある。
時代とともに、ジャパンの形態も変化しているんだね。
どんな形でも地方の老舗の工場が生き残るのは良いと思う。
鳥取三洋とか、九州松下とか、地方で頑張っているジャパン企業体が、オリンピックのように盛り上がって欲しいな。

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