ニートリノ哲学上の少子化問題

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みのむしクリップ

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主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

少子化が加速しているらしい。
想定のラインを下回っている事らしいけど、想定されている範囲に幅があるらしく、結局、想定内の範囲ではあるらしい。
じゃ、想定通りじゃないのか?
20年前の予想で直線を引いて、その線より上か下かということで、予想より加速とか、改善とかと表現されているようだ。
出生率の想定の範囲は、130万から80万の範囲。ブレ幅38%と言う範囲を想定と言えるのかどうか。それは、別な問題だけど、実統計とも別な話だ。
想定とは、ただの予想だから、実データが未来を作っていく。
実データ上、子供が少なくなっている事は変わらない。
その実データ、下が出生率。

実データを見ると出生率って、指数対数的な減少を表している。
男女二人で、一人の子供をもうけるし、まずは結婚しないといけない。
そして、このグラフは別に伏木ではない気がする。
第二次世界大戦の前後は、3~6人ぐらい子供がいた話を聞く。
戦後10年のベビーブーム直前は、3~4人程度、ベビーブームは、2人程度。と考えると、そもそも家族構成が変わってきたので、少子化になっている。
また、グラフから、第二次ベビーブームが異常だったことが解る。
その前後の推移と違っている。
さらには、その人達が成長した20年後の出生率が、その前後と余り変化が無い。
第二次ベビーブーム世代が、子供を産まなかった、と単純に判断出来る。
何があったか。
バブル期からバブルの崩壊だ。バブル期の崩壊で子供を作らなくなった。
そういえば、当時、ダブルインカム、ノーキッツ。DINKSという言葉があった。
「二人の時間を子供に邪魔されたくないね」世代。
統計から見て、この世代の出生率が期待していた値ではなく低迷しただけで、前後の推移はきれいな曲線の予想範囲内に見える。
特別な話ではないと言うことだ。
最近の世代までつながっている推移とも言える。
だから、最近の若い人達を責めるべきではない、と思う。

と言うか、第二次ベビーブームの人達の人口が多いはずなのに、その20年後から30年後の出生率が、ほとんど前後の推移の傾向と変わらない事がおかしい。
まるで、この世代に生まれた人の増加分は、『実は数字だけで実在していません。』と言える推移なのだ。
いや、この世代に生まれた人達は、公害病やサリドマイドなどの薬物による汚染、そう言う被害者でもあったかもしれない。
だから、健康な状態で結婚を望むことが出来ない世代であったかもしれない。
また、先に書いたバブル期崩壊で、社会が一気に不景気になって、結婚どころではない気運もあったし、その反面、ヤングエグゼクティブという言葉も生まれた。
バブル崩壊は、ITの時代の到来で、ベンチャー企業も生まれた。
そしてその犠牲も多く生まれた。会社が安定的な物ではなく、崩壊する方が増えてきた。そんな忙しい時代で、結婚する間もなかったのだろう。

これは私の勝手な推論だけど、もしそうなら、少子化問題として、政府が国民に丸投げで訴えかけるのは、おかしな話ではないか?
経済成長のマイナス要素が起こした結果とも言える。
そうだとしたら、少子化が加速したという政府の対応は冷たすぎる。
ああ、日本のIT成長期は、あまりに悲しすぎるじゃないか。
予想が外れることを祈る気持ちだ。

とにかく、
何らかの原因で、30年前の若者達に問題があった事は間違いない。
この世代が通年通りの推移なら、ここで数字が増えていたと思う。
実際は、最近までの推移に何の影響も与えなかったし、ベビーブームのその年代だけの人口増で落ち着いた。ベビーブームを少子化の推移に考慮することは、意味をなしていない。
単純に数字からは、家族構成が、戦後すぐ、昭和の終わりから平成、最近の子供 2人の家族構成から、子供 1人の時代になった、その推移の影響が大きいと思う。そういえば、「ドラえもん」の子供達もジャイアン以外は、一人っ子だ。
なんだ、みんな予測していたんじゃないか。

子供の構成人数、6, 3, 2, 1 ……って、よく見ると、階差数列だったりする。
だから、きれいな曲線なのかも。

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