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みんなぁー、ソニーは好きですかぁ?
最近、どちらかというと松下製品の購入欲の方が勝っている。
Panasonicに変わって、松下電工を取り込み、松下そのものを
消してしまったから、思想も変わってしまったのだろう。
昔ほど、奇抜な物がなくなった。
レコード本のパナピックとか、熱燗だけのポットとか。
単体の珈琲ミルさえなくなったけど、
高級思考の商品にシフトしている。
だから、デザインがさっぱりしてきた。
それが変化なのだろう。
以前、ソニー製品も買っていたけど、それはやっぱり機能と形から。
テープレコーダのソニーは好きだし、薄型で銀色にブルーの線が入った、
スイッチが入らなくなるCMOSのオーディオアンプも好きだった。
どのぐらいソニーが好きかというと、PC-98のCバスに取り付ける
2inchドライブを買ってしまうぐらい、好きだ。
勿論、2inchドライブ利用の目的は、ワープロ、プロフィールシリーズの
ファイルをBBSにアップするのに使うためだ。
その中で、「これいけるんじゃねぇー」って思ったのが、
インフォキャリー。
手のひらに入るサイズで、テキストを持ち運ぶ端末。
ダイヤル風のシーソースイッチで、片手でページ送りが出来る。
勿論、スマホが無い時代だから使える物だったかもしれないけれど、
スマホやタブレットがあっても、使えると便利だと思う。
USBを使って接続して、テキストファイルを送るだけ。
電池で動作するし。
とにかく、sonyは、薄くて小さい。
AppleのiPhoneは、SONY製品の様な「小さくて高密度」のデザインを
踏襲している様に思う。
たしかに、Appleはソニーに憧れている。
そのソニーは、今やなかなか難しい。
ソニー自体は、すでにエンターティーメントや保険関係など別な分野で
成功しているので、ウォークマンを必死で売っていた会社とは違う。
電気製品だけではない。
だからといって、僕らから縁遠い存在になっても、過去のソニーの製品は
色あせたりはしない。
何時までも、そのままで良かった気もするけれど。
ワープロで年賀状を作る選択肢は、今でもあるとは思う。
・・・値段が違うけどね。
でも、ソニーもはじめは、不安でいっぱいだったと思う。
ウオークマンは自信があったかもしれないけど、テープレコーダーが
売れない時期を経験したり、電気炊飯器が夜に燃えないかと心配したり。
高級志向でクオリアブランドを立ち上げて、付加価値を狙ったけど、
逆に客離れを招いたと言われたり、試行錯誤は続いていた。
そう、
ソニーらしさって、ソニーが作った製品の種類や動作が
特別と言うことでは、ない。
ソニーが出来る事は、他でも出来る。
なのになぜ違いが出るのか。
それは、例えばPCのキーボードにしても、使用感が違う。
「あじわいキーボード」という(仮)がついていたキーボードの感触を
今でも一部のVAIOの機種に受け継がれている。
ユーザーが使い心地が良いと思う環境を維持してくれている。
それは、良い点だと思う。
ただ、耐久性においては、Panasonicを選んでしまう。
何だろ、VAIOの選択要素は、キーボード一点だけだというのに。
もう、ずっと悩み続けている。
キーボードだけ売ってくれないかな・・・・って。
だから、Type-Uについていた折りたたみキーボードを手に入れた。
フィーリングは、かなり良い。ストロークがどうとか、
キーピッチがどうとかでは無く、あの感触が良いのだ。
Panasonicは、なんだか打ちにくい。
今や多くの会社がPanasoicのPCを仕事で使っているはずで、
国民的なPCの仕様であるにもかかわらず、私はあえて
マイノリティーに生きようと思わせるのに十分なぐらい。
と、ここまで持ち上げたから新しいノートPC用の
ポータブルキーボードを作ってくれないかな。
まっ、ニー株のプログを見てはいないだろうけど。
キーボードより、仕事をください。
SonyのDNAは、ニートには継がせてくれない事だけは解る。
ソニースピリッツに、いま、一番近い会社は、任天堂だと思う。
出し抜ける面白さ、任天堂のダンボール工作。
とにかく人の心を引きつけて放さない物が持つ魅力が、なんであっても
ソニースピリッツだと思う。
盛田氏以降、岩間氏、大賀氏、出井氏、ストリンガー氏と続き、
周囲の評論家がそれぞれがそれぞれを讃えそれぞれをけなす。
いまみてもアップルを買えばよかっただのクリエは良かっただのいうが、
どれが正解か過去を見てもわからない。
努力したものが勝つ時代で、実際ソニーは生き残っている。
その道は正解だったと思う。
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