天気のこえ

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みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

天気の子を見たけれど、
バンプ・オブ・チキンの様な曲調も、
見たことがあるような中・高校生が主役のアニメも、
それまで僕らが支援して育てられなかった世界を
あっさり塗り替えて、
まるですべての標準の様な世界をつくった。
それはジブリだったり、過去もそういうことがあって、
そうやって世界は競争して、協調して、どこかにゴールを
見つけていくのだろう。
あるいは、それぞれに淀みがあるだけなのかもしれない。

自分たちが支えることが出来なかった、別の世界の普通の話。
選挙の支持政党もおなじ、普通という普通で社会で働くのも、
普通という普通でニードになるのも、
いまの生活が与えてくれた結果と淀みなのだと思う。
すべてに降り注ぐ雨は、そのどこかの流れにたどり着く。

平行世界の平行な選択肢に、変化があるから
選択肢として選ばれることも有るだろう。
選択肢がすべて同じなら・・・
すべてを溶けたチーズの様な気持ちで見ていた。
そして、映画は、最悪の事態は希望がある未来につながる。
画面のこちら側は、いつまでも終わり無く、今日と同じ明日、
昨日と同じ今日が繰り返される。言葉はない。
ダライラマの何もない日、何も出来ない日は、一年の中で、
昨日と明日の2日しかない。
だから今日という日を精一杯生きなさいと言う言葉。
って、言葉も、
そこで両側から閉ざされている今日という時間は、まるで外に、
希望に向かって出て行く気配はしない。

映画はひたすらパステル調で、半透明で進んでいく。

あるいは、東京がこうなる未来なのかもしれない。
地震でも、津波でも、異常気象でも無く、地殻変動で。
いま富士山がいるプレートにぐいぐい押されて、神奈川の大山が出来た。
丁度、伊豆を中心に押された土地が、弧を描く感じだ。
東海地震によって、その向きが変わったりしたら、
大山は低くなり、関東平野も低くなるかもしれない。

東京は地震や津波や大雨では、何も変わらないと思う。
そこに住む人が、土地を守り続ける限り。
人が作った土地だから。
堤防が直されて、決まった区画は、決して無くならない。

安心して。安全な環境で、何も逃げだす必要は無いし、
毎日に変化は必要がない。
打開も打破も、何も平穏な日々にはつながらないから、
安らかにすべて硬直していくから。

だから、
別な理由で
東京が死ぬとしたら、

それは、人がいなくなること。

町に放射能を含んだイエローケーキがまかれたら
意識高い系は自主避難して、お金に関係して
みんな消えていく。
コインロッカーベイビーズかな。
ネットで、こういうことを書くと、おとがめを受ける近年。
ただ書くこと自体に、こんなに信用してもらえるなんて、
時代は、かなりおかしくなっている。

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