恐怖の大王、空から来たる

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みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

2029年4月13日(金曜日)、この日人類は滅亡する。
って、ことは無いけど、小惑星が地球の衛星軌道付近を
通過するらしい。
大きさは、300m程度らしいので、地球に直撃しても
都市一つがまるごと無くなる程度で、地球の破滅に
至らない。それに、人工衛星にもぶつからない場所を
通過するので問題視しなくても良いとのこと。
人工衛星より大きく静止衛星軌道まで接近すると
言うことで、金星より明るく観測できるみたいだ。
ただ、近い位置を高速で移動するため、通過の時間は短く
日本では見る事が出来ないらしい。
この天体は、2036年に再び接近する。
天体同士の位置関係の重力の作用で、
軌道予測が難しい天体は、かなりあるらしい。
イトカワやリュウグウにいけるのは、軌道の変化が少なく
安定していて、見つけやすいからとのこと。
そこの場所は、みんなで泳いでいる魚の群れのように、
周囲の重力の影響も受けにくく、安定するらしい。
ただ、近くに何か天体が来ると、あっさり軌道を変えて、
想定外の方向に飛んで行ってしまうらしい。
木星は、今は大分遠くにあるけれど、
大昔、もっと内側にあり、その影響で小惑星の軌道が
変わりまくり、地球にたくさん衝突していたみたいなので
安定して良かった感じ。

でも、地球に接近しそうな天体の数は、
調べるほど増えていき、
「知らなかった方が良かった!!!」
という気持ちから、火星やその他の天体に移住も準備
したほうが良いという流れが、最近の有人探査船の
開発話の発端だったら、ちょっと怖い。

危険な小惑星は排除しなくてはいけない。
でも、映画の様にミサイルをぶつけたりして天体
そのものを破壊するのはかなりエネルギーが必要だ。
そうしなくても、軌道を少しずらすことで地球への
衝突は回避できる。
天体のスピードを上げたり、下げたり、天体の横に
大きな宇宙船を停止させることでも効果があるらしい。

そういえば、イトカワやリュウグウに弾をぶつけて、
クレーターを作ったりしていたっけ。
そういう方法でも、軌道を変えることは出来る。
この実験は軌道変更の実験に関係があるのかな。

ただ、恐怖の大王は、静かに地球に近づいても
なかなか見つからない可能性に恐怖を感じる。

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