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記録媒体は、時代が進化すると短命になる。
石 > 粘土板 > 木 > 紙 > レコード
> 磁気テープ > 光ディスク > シリコンディスク
扱うデータの量とスピードは飛躍的に増大。
それに伴い媒体も最適化している。
でも、メモリーってそんなに記憶できない。
使っているのはFlash ROMという電荷をためて記憶する
半導体の集合体。たくさんのトランジスターが積層されて
作られている。
もう、今の時代、Flashとか、ROM/RAM、NOR Flashとか
そんな説明がナンセンスになるぐらい、Flash ROMの市場は
確立してる。
その反面、使えなくなったことを経験する人も多いと思う。
使えなくなるという意味が、まったく使えなくなるから
それはそれですごいことだ。
今までの媒体は、半分見えるとか、読めるとか、
そういうこともあるけれど、最近のmediaは、
だめなら全部だめ。
いや、実際は、FlashROMも内部は、区分けされているので、
読みだす場所が読めたり読めなかったりしている。
というか、そういう壊れ方だと、ユーザーも気が付く。
「ああ、なんか調子悪いな。」
みたいな。
本当は、いきなり、『書けない、読めない』は、ない。
「いつ大人を自覚しましたか?」
と聞かれたら、
「ああ、ハードディスクがクラッシュして、
データをあきらめるということを知った時ですね。」
と答えたい私も、こういうデータの損失に遭遇している。
なぜ、いきなり読めなくなるのか。
それは、メモリーの破損ではなく、コントローラICや
電源変換のICが壊れるから、PC側のインターフェースが
使えなくなる。
だから読み書きのエラーが少しずつ発生せずに、
一気に読めなくなる。USBメモリーの電源はしょぼいから
すぐ壊れる。これを直すと使えるようになる。
部分的にはコントローラーICが、エラーの置き換えを
するので、メモリーのバットセクターは発生している
けれど、補完もされている。
ただ、FlashROMは読み書き回数があるため、
永久には使えない。だんだん調子が悪くなる。
逆に、HDDの磁気ディスクは50年ぐらい
平気じゃないかな。
かなり強い磁気で記録されているので、外界の次回にも
ほとんど影響されないと思う。
でも、たぶん、HDDは3年ぐらいで死ぬし、使わないで
開封したまま保存すると、結構早く死ぬ。
何が死ぬって、磁気ヘッドが死ぬ。
これもとっても繊細な部品。
ゴミがどうとかより、ヘッドで発生する静電気で
死んでしまったりする。
磁気ディスクは長寿命だから、本当はヘッドを交換できれば、
いいのだけど。
同じ型番のHDDを用意して、入れ替えるって力ずくの人もいる始末。
結局、ネット上の誰かがメンテナンスをしている
クラウドが一番安心な存在になる。
でも、なんでも残せるわけもないし、
大体、クラウドはただではない。
“集めた情報の中から、必要なデータと導いた結論を残す”
そういう、『選択と集中??』が必要?
ちなみにドライブレコーダーで使うことを想定して、
書き換え回数を増やしたメモリーカードは、
選別して提供しているらしい。
メモリーの選別って、
昔DRAMのスピードの時にあったけど、
書き込み回数の信頼性の選別は、どうやってるんだろう。
それに興味がある。
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