オリジナル小説 タイトル「君の魂をください」#21~30
#21 「ジートゥ、お前以外にも悪魔っているの?」 「いるだろうな」 「ファーストゴロだった。ピッチャーの俺がカバーに入っ...
#21 「ジートゥ、お前以外にも悪魔っているの?」 「いるだろうな」 「ファーストゴロだった。ピッチャーの俺がカバーに入っ...
前回 「大地はどこに行った?」 「さぁな。ただアイツの悪魔の居場所なら知ってるぞ。もしかしたらアイツもそこにいるかもな」 ...
前回 「しまった。まさかいきなり刺すなんて」 僕は電信柱の影から見ていた。 「これでアイツはあと一時間もしないうちに悪魔に...
丹の色夕空窓の外 時雨サラサラ和む音 ふわり香る梅雨の実よ なんと美しにわか雨
通勤電車から降りる人ごみの中「何とか●△■ーーー!」みたいな男の声が聞こえた。 久しぶりのような、毎回のような。 女性が絡まれて...
前回 「え?(冗談だろ?)」 「だって、あの時、初めて大地に勝てたんだからな(一度も勝てなかった大地に)」 「わざとだった...
ペットの話①
『感謝』『謝罪』 人間同士の繋がりの基本は、このように背中合わせ 素直に伝え、素直に受け取るのは難しい言葉 だけど、出来た...
前回 「こんな時間に何の用?(また金をせびりに来たのか?)」 「金貸してくれよ(とりあえず一万円も借りればいいか)」 「今...
前回 「へぇー。その割にはあまり僕に関与してこないね」 「普通、悪魔に遭遇したら恐れるか、縋るかのどちらかなんだ。お前はどちらで...