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インテルを上回る価格対性能を誇るAMD Ryzenは、
今やビジネス界の常識になろうとしています。
そこで、ビジネス向けのAMD PCを紹介いたします
なぜ、AMDのPCは避けられてきたの？
個人向けではAMDのシェアがありましたが、ビジネスにおいて
AMDがほとんど入ることはございませんでした。
その理由として、企業のIT担当者が勘違いして、Intel で動くものは AMDで動かないかも、という心理に働いたのかもしれません。
まず、動くこと、というのが。企業にとって大切です。
しかし、AMDのCPUは、一般的なCPUとしての機能は、ほぼ完全に互換性があり、Intel と AMD、どちらのCPUでも、同じ実行ファイルを動作させることができ、どちらも信頼度の高いCPUとなっています。
※仮想化（Hyper-V等）するための命令は、Intel、AMDそれぞれ似たような命令を持っていますが、これに関しては全く互換性ありません。しかし、仮想化ソフトウェアがIntelとAMDの違いを完全に吸収していますので、ユーザーは IntelとAMDの違いを一切意識する必要はありません。
※SSE周りも一部Intel、Ryzenに互換性はありませんが、高効率を求めるデベロッパーでもなければ一切意識する必要はありません。
※AMDが開発した64bit技術はAMD64、その後にAMDの64bit技術をインテルに移植して実装された64bit技術はEM64T もしくは Intel64 となりますが、わずかに異なる部分があります。しかしコンパイラー開発者でもない限りこの差を一切意識する必要はありません。
まず、AMDとは？
インテルがCPUを販売するにあたって、インテルの自社工場が不足していたため、いくつかの会社にセカンドソースとして、CPUの製造を依頼しており、そのひとつとして AMD があげられます。
80386 CPUからはインテルは十分な供給力が見越せるためにセカンドソースを廃止したため、多くの企業がセカンドソースから撤退したものの、AMD他数社は対抗する独自の同一ではない互換性のあるプロセッサの開発となりました。
インテルからあれやったから訴訟だ、AMDがインテルあれやったから訴訟だの繰り返しでしたが、Intelが2009年11月12日にAMDに対し12億5000万ドルを支払うことでほぼ和解となりました。
その後、AMDはCPUの製造工場を手放し、開発に注力し製造は委託する形態を取っています。
Ryzenの手前 AMD FX とは？
小さなコアで多コアを目指すCPUで、CPUのクロック速度としては、世界最高速の8.429GHz のギネス記録を取得しました。
同系列のCPUをPlayStation 4 や Xbox One に搭載しています。
ここまでのCPUはIntelよりAMDのが安いCPUとして開発されています。
Ryzenは？
AMD初のマルチスレッディング対応CPUで、高性能化が困難で開発が長らく停滞していた FXから、専門のCPUエンジニアの指導のもとにゼロから設計をやりなおしたCPUです。
同系列のCPUをPlayStation 5 や Xbox Series X/S に搭載しています。
Ryzenはインテルよりもコスパが良いCPUに進化しました。
今やブラウザでさえマルチスレッドに対応している時代ですが、
インテルと比べてマルチスレッドでの処理が高速となっています。
無論、Microsoft Officeも無効化しない限り、マルチスレッドに対応しています。
おすすめ AMD用ビジネスPC 2021末期
HP Pavilion Aero 13-be0000 Ryzen 7
なんか、あたしが0円で買ったパソコンでもあるのですが、
マグネシウム合金で筐体が作られることで、丈夫さ、軽さ、エコを両立した、個人向けPCのプロフェッショナル版モデルで、十分法人仕様として使い物になります。
また、HD画面と比べて縦に微妙に解像度が長いのが、
ウェブブラウジングをしやすくしたり、書類を作りやすくしたり、
また、動画を見やすくしたりと工夫されました。
- Win11 Pro (ご注意：Ryzen5 5600Uモデルは Homeです）
- Ryzen7 5800U 8C16T 1.9GHz～4.4GHz
- 画面解像度 1920×1200
- メモリ16G（交換不可）3200MHz
- M2.SSD 512G
- IEEE802.11ax Wi-Fi 6
HP Probook Aero G8
CPUは抑えめで、Ryzen5 5600U、メモリは十分な16G搭載モデルを選定しました。
更にSIMカードを搭載することができ、モバイル通信を行うこともできるモデルです。
- Win10 Pro (Win11 Update Reday)
- Ryzen7 5600U 6C12T 2.3GHz～4.2GHz
- 画面解像度 1920×1080
- メモリ16G（最大32G）3200MHz
- M2.SSD 512G
- IEEE802.11ax Wi-Fi 6
NEC ノートパソコン VersaPro タイプVW VJP23/WD-7
ビジネスノートパソコンのエントリーモデル
ヤマハ製AudioEngine™を搭載し、Webミーティングにおすすめのモデルです。
- Win10 Pro (Win11 Update Reday)
- Ryzen7 4500U 6C6T 2.3GHz～4.0GHz
- 画面解像度 1920×1080
- メモリ8G （交換不可）2666 MHz
- M2.SSD 256G
- IEEE802.11ax Wi-Fi 6
エントリーモデルであるため、ブラウザをあれもこれも何枚も開くのにはおすすめできません。
