働く事とお金を稼ぐことは違っていたりする

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みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

社内で稼いでいる人はいるの?
と言う話が、ニー株では、たまに出る。
ニートの対局に置かれている『働く人』は、大抵、サラリーマン = 会社員だ。
サラリーマンは高度経済成長共に増殖したが、大手企業が潰れる最近は、斜陽がみえる。サンヨー電気が無くなってから、大分経過しているし、電機業界は今後も減衰傾向な様子だ。
電気製品の生産物が海外からの輸入に頼っているので、作るエンジニア自体、別な仕事に職種替えをしてる。

ベンチャー企業100社の内、10年後も存在しているのは30%にも満たないって聞いたけれど、10%だったり、3%だったり、いろいろの説は聞く。
職種もいろいろあるので、データのまとめ方で変わってくると思うけれど、共通していることは、6割は消滅すると言うことだ。
経営が上々ならば消えはしない。
むしろ、上場して大きくなるだろう。
つまりは、ほとんど稼げていない。
社長となる優秀な人が、稼げていないのだ。
小売店だと社員がいないので、自分の衣食住と税金だけ納めれば、存続する。
儲からない会社が潰れるのは、社員がいるからだ。
そう考えると、サラリーマンという職業は、よほど安定した収入がある会社が実現できる方法で、かなり高度な社会基盤と存続できる環境がそろっていないと存在が難しい。
しかし、日本で大抵、仕事をしている人はサラリーマンだ。
危うくないか??
太い綱の上に安定していると思っている綱渡りのイメージを受ける。
サラリーマンのすべての支えは、一本の綱でしかない。
弱く不安定だが収入の入り口が何本もある小売りの商店とは違う。
いざとなったら、自分の会社の税金を払うためにバイトをしても存続するわけだし。

稼げていない会社は、ニートと変わりがあるのだろうか。

借金が少なめな分、ニートの方が罪が軽い。
会社に乗っかっている社員は、社員が気がつかないうちに会社の負債が膨らんで、突然はじけて、路頭に迷う。数ヶ月の失業保険では元の収入には戻らない。
日本の悪いところは、それまでの経験値がリセットされて、当たり前の様に収入が減るところにある。
家や車を買っている人は、絶望的に負債で破綻する。

「今週、一番の働き者」

若者達は、
何かに必死になれる仕事を 探していると思う。

でも、働く事自体は、昔から変わってはいないと思う。
前世紀の人は、自分が覚えた事を仕事にして、その後で、何をしようか考えて、最終的な仕事についていたと思う。
学業を終えた後に就職して、その仕事を一生の仕事にするってのは、意外と無理がある気がする。
でも、仕事を変えると給料が下がる。よほどセールスポイントがないと転職も難しい。本来なら、何かを習得しているわけで、ステップアップ出来るはずなのだけど。
こういう考え方は、進学時も見られる。
「君の程度なら、このランクぐらいの学校がボーダー。」
って、はじめからランク優先で入る。
入ってからステップアップという事ではなく、『能力的に先が見えている』って仕分け方。その後の就職も最終学歴の学校で決まる。
勿論、学校でどういう方面に進みたいのか、文系、理系で別れるけれど、どの職業を選択するかは明確にしない。
ゴールが明確にならないわけだから、学校だって適合しているはずがない。
高校にしても、大学にしても、就職をどうするかと言うビジョンがぼやけたまま、生きていくわけで、ずっと昔からそれは続いている。

だから、働く目標の過程で15才から30才ぐらいまでは、大いに悩むと思う。
その間にすべてに挫折する事もあると思う。
何で収入を得るかという考えは、小学生の時からことあるごとに問われるべきだと思う。そうしないと義務教育終了までに間に合わない。
親が会社員(サラリーマン)で自分の生活がどんな仕事で支えられているか、わからないから、仕事の意味や仕事は何をすれば良いかわからない。
ニー株で稼いでいる人がいるか、って問(とい)は、自力で稼ぐことの難しさも表していると思う。
ニート以外の人も自力で独立して稼いでいる人は少ないし、起業家の多くが会社を潰す実情から、収入を継続して得ている人は少ない。

この事を考えたのは、非常事態宣言がでて、近所の飲み屋が8時で営業を停止する様になったのを見たからだ。
普段からカウンター2人、4人掛けテーブル1つと言う狭い店で、つまみは隣のスーパーから購入の刺身を出す、ちょいといかれた・・・いや、ちょいとイカした店があった。
いつもは夕方5時から開店し、10時には閉店という感じで、それが8時までとなると、5時間の営業時間の2時間、40%を喪失するゆゆしき事態に直面していた。計算上は。問題は滅多に客が来ないこと。

仕入れは隣のスーパーだからね。
いつもの時でも日に6万円は確実に収入として入ってきていないはずだけど、きちんと国に協力しているわけで…支援金のお金はやってくる。
うーーん。
働くって、やっぱりお金目的で、働かない事でお金を稼ぐことが出来たら、それは最強じゃん。って、こういう店や大家を見ると感じてしまう。
完全に合法だし、間違っていないけど・・・人情的にどうかと感じる。
神はそういうことは、いけないと言う。
正義って、宗教の中にしかないと思う。
だから、正義に憧れる人は、着ぐるみヒーローにならずに、宗教に走る。
だけど、宗教家よりも大家の方が、社会受けは良い。
同じ「家」が付いた業種でも大分違う。

こう考えると、日本に必要な根っこは教育だと思うけれど、
受験や教育課程をなんとなく変えていくのは、どうかと思う。
世代によって、格差がありすぎる。

「ゆとり!!」とか言われている世代は、本人の責任ではなく、教育委員会の責任。
今の人達より、アメリカに仕事をしにいっていた65才ぐらいの人の方が英語を話せる。PCアレルギーにならないようにと小学生からプログラムとか始めだしたけど、今の時代、みんなスマホを使っているし、全年齢的にネットを使って生活している。
逆に生活にプログラム的な要素は何も無いはずなんだけどな。
音声認識で、siriにどうやったらきちんと回答が得られるかを授業に取り入れた方が、よっぽどためになる。

そう言う教育課程の違いで、価値観の違いも誘発し、そんな中でどれが一番稼いでいるのかなんて、お金で判断しか出来ない。
でも、
ニー株より儲けがない会社だってたくさんあるのに、ニー株の地位が上がらない不思議。

結局なんなの?? 振り幅が自由すぎる と感じた人は、ニー株に。
残り一週間を切ったよ。
急ぐのじゃ。

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