衣食住と社会貢献と業績と

The following two tabs change content below.

みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

最新記事 by みのむしクリップ (全て見る)

アメリカが残した業績。
月面着陸、PCを作ったり、宇宙から地球に体一つで降下したり、大小様々な奇跡に関わっている。
日本だって、南極観測や海洋、工業、医療に関してたくさん社会貢献をしている。
働きながらみんなで行ってきたこと。
だけど、最近は日本の元気は減少しているように見えるし、天体観測の国家予算が削減されたと聞く。
しかしながら、すでに多くの人がID、Passwordで物事を処理していて、他人が無断でお金を引き出せたりする事件も、端末だけで出来てしまう社会において、政治家達は「印鑑廃止」を宣言する。
別にそこにお金を使う必要はない気がする。
もう出来ているのだから、印鑑をなくす意味は余りない。
年号と一緒に静かに消えかけているというのに。
もうすでに銀行で印鑑を求められることもなく、個人レベルでは携帯でネット銀行開設の時代だったりする。
不景気だから、システムの入れ替えを行って受注を増やしたいだけでは???って、給付金業務騒動で国の代行業務に使われた400億円相当の行方が不透明な事件が起きた今年の風潮としては、個人でもそう勘ぐりたくなる。
(これは個人的な意見で事実の部分の信憑性が薄いので、フィクションであり、雑談レベルとして対応をお願いします。この文章の責任を問われても、削除以外出来ません。)

日本が最近、ワクワクしなくなったのは、衣食住以外の話題が少ないからだと思う。
人口は、高度経済成長時よりも、今の方が大分多い。
まだ一億2000万ぐらい維持している。
所得も昔よりも多くなっているし、衣食住にかかる費用も収入に対して、改善してると思う。
炭水化物摂取量は、日本人の体型が示すようにメタボに傾き、世界でも「カロリー勝ち組」のカテゴリーに入っている事は確実だ。
都市部への人口集中は、平成元年ぐらいは「戸建てを郊外に」という方向が続いていて分散傾向だったと思う。しかし、都市部が一般の住宅から高層マンションに変わり、地方の住宅地が高齢化で過疎化してくると、仕事場から近く物も豊富な便性を求める傾向から、人口が都市部に集中する傾向にある。
実際、15才以下の子供の人数は、東京では増加していると聞く。
家族が東京に戻ってきている証だけど、どこにいるんだ???
高層マンションというわけでも無いだろう・・・。
ただ、日本の15才以下の子供の数より、飼われている犬、猫の数の方が多いって話しも聞く。
マジか。
そんなに犬猫が多いなんて・・・子供用のレジャー施設より、犬猫用のレジャー施設が必要ってことか??
そんなにペットを目にすることが無いけれど、それはそれで、『人と共存する動物』がやたら多いって事じゃん。
病院、トリマー、飼育用のグッツがそろった大型ペットショップも、あるけれど。
・・・・そういやぁ・・・
先日、厚木近くの大型ペットショップの入り口周辺をぼんやり見て過ごしていた。
店は道路沿いに有り、大きな通りだし、しっかりした歩道もある。
その歩道を犬を散歩させながら、老夫婦が歩いていた。
犬の散歩・・・なので、犬が先行して、道ばたの草の臭いを嗅いだり、突然前に走ったりして、その後をリードを引いた老夫婦がついて行く。
普通の光景だ。
ここまでは。

すると、ペットショップの前に来た犬が、普通にペットショップの店の敷地に曲がって、入っていった。
その後を夫婦が続く。
・・・まじか。犬先行で、犬が先にペットショップに入るか。

犬って、大抵、犬がいる敷地なんかは無視して通りすぎる。
だから、散歩は、道沿いにまっすぐ行くのが普通だろ!!! って、思った。
思ってた。
犬から店に行った・・・犬にとっては、もうペットショップが当たり前の存在って事だ。
美味しいカリカリのドライフードもあるし、トリミングで綺麗にも出来るし、気になる服もチェックしたいのかもしれない。
犬でさえも、人が提供するグッツに骨抜き状態だ。
だから、犬関係のレジャー施設が潰れるはずがないし、子供よりは犬が主体の時代になるかもしれない。

毎日の日常は、個人では予想もつかない方に進んでいるし、良く判らない事業の方にお金が流れていたりする。
天体観測の予算が削られたと聞いた時、地道な活動の先に業績があると言うことが、間違いかもしれないと思ったりしてしまった。
犬でも、社会よりはまずは自分に美味しい方を選択する。
そして、子育てが面倒だと思っている人達は、犬の方を選択する。
心は犬でも癒やされる。
視点が、社会か自分かの違いだけ。

スポンサーリンク