みのむしクリップ
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新型コロナウィルス対応で、外出は控えるよう、社会的な動きがあるので、電車は使わず、人も少ないだろう「みんぱく」、民族博物館に行ってみた。
以前と一部展示は違っていたが、大体は前と同じ感じだった。
アイヌに関する展示が少し多くなっていた。
以前から、アイヌに関するコーナーはちゃんとあったが、全般にわたって展示してあり、よく目にするような展示になっていた。
特別展示がそれほど大きくないせいか、人はボチボチ。
でも、新しい発見もある。
[石器の実演]
石器を作る様子を実際に行い、人形の展示を行っていた。
気がついたのは、黒曜石をたたいた方が削れるのでは無く、たたいたのと反対側がはがれるように欠けていくこと。たたくことで引っかけるように反対側を薄くはがして作るみたいだ。
[戦時中の人員募集のポスター]
戦車、隼(戦闘機)、艦(戦艦)の生産に携わるような内容のボスダーだけど、よく見ると「砥石」って書いてある。
砥石の会社か・・・・。
今でも映像機器に使われる部品とか、芸能プロダクション関係と言いつつ、コンサート会場の警備とか、そんな勧誘はよくある。戦争ごとで今の歴史観では良くないことだけど、今と変わらない感じ。
民族って人間レベルで見ると、いつの時代も変わらないように見える。
平安時代の役人も休暇届を書いて休んでいたようだし、ほんと、時代はずっと変わっていないのだと感じる。
今を知ることは、昔を知ることでもあるんだね。