言葉は暴力

The following two tabs change content below.

みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

言葉とは暴力的だ。
直接的な殴り合いが成立しにくい今の時代に、
コミュニケーション問題は言葉によって発生する。

「ことば」の破壊力は、すさまじい。
細かくいうと、言葉に反応した人の心の燃焼力がすさまじい。

言葉自体は、特に意味をなさないが、
順番や組み立てられることにより、暴力的になる。
活字としては、PCやスマホの誤変換もトラブルを発生させる。
更にLine等のツールは書き換えが、出来ないから最悪だ。
一端は書いて、戸惑い、直すこともあるだろう。
それを見て、許す人もいるかもしれない。
修正が出来ないLineというソフトは、運営側の意思か
わからないけど、トラブルの元だ。
そんなに人間は完璧では無い。

言葉自体も良い悪いはある。
「気が短い方は、エスカレーターの右側をご通行ください。」
行動を肯定しているけれど、「気が短い」自体が印象が
悪い言葉だ。
「お急ぎの方は、エスカレーターの右側をご通行ください。」
まあ、歩いちゃいけないとJR東日本は言ってるけど。

タバコの禁煙の標語はマイルドだ。
本人に対して、個人の自由にコメントするわけだから
マイルドになる。
では、吸わない人に禁煙の標語を投げてはどうか。
「タバコのかほり。それは部長が吐いた息の味。」
言葉自体は意味をなさないけど、組み合わせで
タバコの煙による部長との間接キスをイメージさせたら、
それは問題だ。

もう、この書き方で、ケンカ売ってんのか!!!ってなる。
何でも書いて良いけれど、何でもはダメ!!! って話だ。
この矛盾に子供は戸惑う。
それぞれの言葉の前に、「人が不快にならない範囲で」
と言う言葉が入る事を大人は人生経験から学ぶ。

■言葉あそび
社会人ならちゃんと言葉を使い分けないと、
とあるマナーサイトで書かれていて、アクセスも多い。
「はい、了解しました。」は失礼で「致しました」に
しなさいとか言われるから、みんなわからなくなる。
それは常に言われるけれど、じゃぁ、どの程度まで
歴史として追うべきなのか。
すでにネクタイをしなくなったジャパニーズビジネスマンが、
どのあたりを礼儀と捉えているのだろうか。
仕事でもスマホを使うので、
最近なくなりつつあるメールの改行字数。
全角35字とか37字とかいわれていたけど、改行文字数が
最近は無くて、それぞれのソフトが見せる枠で改行する。

メール自体が
テキストメールが廃止の傾向。HTMLのメール。
かつてのMIMEよりひどい。
「修正部分は赤線の所です。」というメール。
テキストには、そんな属性はない。
エスケープシーケンスか!!!
でも、今やそう言う連絡が普通だ。
テキストの半角全角で発生する文字化けも少なく、
メール送信のマック v.s Windows戦争も今は聞かない。

そんな時代が渾然一体になっていて、
さらにジェネレーションギャップも覆い被さる
ボディープレス時代に、一語一句にツンツンしても
仕方が無いと思うけど・・・・
ネットで発生するように、誤字でもケンカが起きて
炎上しちゃうので、もっと静かに生きていきたい・・・。

スポンサーリンク