ニート・アッセンブル!! go 取締役

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みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

取締役全員がニート、ニートの全員が取締役、
そんな会社がNEET株式会社で、説明会が開かれるらしい。

募集サイトはこちら↓
https://entry2019.neet.co.jp

平成最後の「あっ、安部礼司」(東京FM /日曜 5時pm) は、
大場嘉門(おおば かもん)の言葉が印象的だった。
「安部や飯野に部長と呼ばれることで、自分は部長になる」

会社というくくりの中で、それぞれが役目を持って働いて
いるけれど、それは会社の中でそれぞれのポジションが
有るから、自分の価値や地位が成立しているということ。
そういう装いを着ることで、自然と自分の振る舞いも
役目に合った舞を踊れる様になるということだと思う。

「海賊王に、俺はなる」と、まず宣言して
海賊王にステップアップする場合と

周囲から「海賊王になったらいいんじゃねぇ。」
って、推薦のように勧められて与えられた役職の
2つのおすすめコースを予感する。

社会の中で、自分がどのぐらい価値があるか、
労働や就職、転職の話と ともなって、語られる。
ニートは社会的な価値がないとか、そうも言われる。
だけど、「課長」という役職は、どこの会社も同じ地位では
無いし、「俺の会社」と始めて口に出来る役職だけれども、
決してそんな位置でもない。
場合によりその地位は変わるから、「人間の価値」と
等しくは無い評価なのだ。
転職や就職の時に、その評価は『絶対的な評価』では無く、
所詮『相対的な評価』でしかない。
人間としての能力や価値は、評価できていない。

地震が来た後の災害の処理や、戦争になった時の個々の判断が
必要になったときに、『人間としての価値』があるかどうか、
全く未知数だと思う。

会社に来て、部長と呼ばれるから、部長になるということ、
それは、人間の尊厳が認められることによって、能力を
発揮する可能性を感じる。
「人としての尊厳が、人に秩序を守らせる」

そんな気がする。
ニートを「ニート」と呼ぶと、ニートになるし、
「取締役」と呼ぶと、きっと会社の取締役として、
自主性と判断力が備わる、そう言う未来を期待した。

言い換えると、シュレディンガーの猫だ。
箱を開けて観測したときしか、正解を見る事は出来ない。
そんな不確定な自分を確定したい人は、NEET株式会社に。

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