会社で働くと言うこと

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みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

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4月になって、電車の雰囲気が変わる。
ネクタイをつけるという礼儀を忘れた社会が
リセットされる。
新入社員が出社したんだ。
みんな不安も有るだろう。
でも、大丈夫。
人のルールは同じだから、会社にはいっても
基本的なルールは変わらない。
変わるのは、今まで教授にお金を払って知識を
得ていたけど、
それがお金をもらう側になるだけ。
払う側の気持ちから考えると、まあ、
金払ってるから、トンでも要求はあるだろう。
街の携帯ショップでのとある客、
「携帯代払ってるんだから、代替え機出せよ」
とか、そんな類いの『ストレス』は受けるかも。
金払っているいる方と、もらっている側で
完全に川の対岸にいる状態なので、
互いの心に橋が架かってないと、
もうそこはどうしようもない。

会社組織と言いながら、立ち位置が
自分の会社といえる出資側の立場に
ならないと、永遠に使われる立場のまま。

その点、ニー株は、いい。
全員が取締役だから。
全員が真に自分の会社といえるはずだ。
この構成に上も下もない。
使われたり、使われなかったり、
そもそもそんな物が存在しない。

プロジェクトがあればリーターが必要だ。
このリーターは、単にとりまとめとしての
意味だけで、上下の関係はない。
修学旅行の班長の言うことをみんな聞く
けれど、それは修学旅行というプロジェクトを
円滑に行う目的で、生徒同士に上下関係は
存在しない。
だから、それぞれ個々の判断が重要になる。
命令ではなく、調和が必要になるから。
・修学旅行先でどこを見るか、
・どういうポイントに注力すべきか
・何が目的か
そう言うことを話し合って決めて、
その目的達成のため、互いの作業を分担する。

会社も同じように
上司とプロジェクトのリーダーの2つのパスが
存在する。
ただし、これが同時だったり違ったり。
多くの会社では、上司関係とグルーブリーダーが
一緒だったりする。
上司の場合は、勝手が違う。
決定権のない社員は、
管理者が遂行したい目的を示して、
それに必要な作業を指示されて行う。
それが、上司のマネージメントだし、
指示のない作業をマネージメントでもない平社員が
考えて行動するのは、ルール違反。
そんな権限はないはず。
それこそ、自営業の動きにほかにならない。
社会では、この矛盾を矛盾として捉えずに、
やれ「自分で考えて行動しろ。」とか
「この失敗はどうする。」とか
「これは俺が指示したことじゃないだろう!!」
という上司が多い。
そもそも、指示なんてしていなくても、
文句は言われる。

一体、その行動の責任を誰が取るつもりか、
お金の損失が許されるのか、という部分が、
自分責任と考えていない管理職の人たち。
多すぎる。

と、まあ、社会のエッジラインにいる自分が
言っても、なんの意味も無いけれど、
新人のネクタイ姿を見て、そう思うわけですよ。
社会は、残酷すぎると。

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