技術部の壺の中 — Vol. 06 [専門職2 – いつ本気を出す]

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みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

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小学生、中学生の義務教育の後、次は高校生だけど「普通科」って
どのぐらいの人がいるのだろう。

そもそも普通科って何? その先の未来は何?
普通科で暮らしてきた私が言うのもなんだけど、人はいつ仕事を
選択するのだろう。
親の後を継いで仕事をするってことが、いつ消えていったのだろう。
まあ、スーパーマーケットの影響もあるけどね。
平成の世にサラリーマン氷河期が訪れたことにより、「サラリーマン」
って概念が、固定化された気がする。
その平成の終わりに近づいた昨今、サラリーマン概念も崩れかけている。
わずか45年程度の継続。その狭間の人たちは、地獄のなかにいる。
なにが地獄って、学校教育だ。

義務教育は、生きるための職業訓練では!!!
ということを考えずに、だらだらと普通科で生きてきた結果、
卒業するときに『次は何をすればいいの?』って思いは多い。
どの仕事に就くかをそこで考えるから、専門職に必要な知識を
大学を卒業してから覚えていたのだ。
多分、世界の人たちから見たら、「まじかよっ!!」って感じなのかも
しれない。でも、大体の日本人はそんな感じだと思う。

働いてから気がついた。それも何年も経ってから。
中学の時に生きる仕組みを教えて欲しかったと。
なぜ、義務教育にそれが無いのだろう。
もしくは、あったけれど、気がついていなかった?
毎度、”何が悪い”とか”誰のせい”とか言うけれど、
結局気がつかなかった自分が悪いのは確かだ。
そうやって抜け出せないスパイラルに入り込む人たちが、
どのぐらい、いるのだろうか。
幼稚園の時の夢は、大工さん。
大工になっていれば、こんな気苦労も無いのだろうか。
どこで、”マウス”と”ノミ”を握り間違えたのか。
ノミ付きマウスを手に入れると良かったのか。
多分、別なことで悩むんだろうな。

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