
みのむしクリップ

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大量の寝汗をかいた夜が明けて、入院3日目の朝。
朝は食事前にインスリンの注射を一度したが、
しばらく様子を見ることに。
さらに、昼に注射をやめて薬に切り替えることになった。
目の前の机には、インスリン注射2本が置かれている。
もうこれを打つことが無いことに、ほっとしていた。
その日、出された薬を飲んで、足の神経やら、
電気でビリビリされるテストをされたが、
何も異常はないという。
大抵、この程度のヘモグロビンA1cの数値だと、
足の神経がやられてるらしいけれど、至って普通とのこと。
神経伝達スピードも普通。
一通りの検査を終えた翌朝。
「もはや、今渡している薬も有効かどうか解らない。」
と医者が言い出す。翌日の朝から薬も無くなった。
昼に、血液検査をして、結果、医者が興味を無くしたので、
退院していいという話になった。
薬もいらないとのこと。
尿にインスリンが出ているので、必要が無いし、
そもそも食事制限に苦痛を感じていないから、
イジメがいも・・・もとい、束縛の理由も無い、
ということらしい。
マジかよ。
私は、必要がなくなった注射器 2本を見つめていた。
『こいつを使わない』
ということに、喜びを感じていた。タダそれだけ。
なんか、マイナスにされて、ゼロに戻されたけれど、
ハッピーって感じで、だまされている感覚だけれども、
ただ嬉しかった。
入院して、実践すると良いことがあった。
食べ物の記録を付けること。
食べたものを書き出していくことで、
自分がたべすぎなのかどうかが解る。
まずは、これを行うことがいい。
カロリーを計算する必要は無い。
食べたものや量に関心を持つことが大事。
どれだけたくさん食べているか、良く判る。
とにかく、食べ過ぎが良くない。