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tonn
初めまして、NEET株式会社取締役tonnです。
僕もブログが書きたい!という事で時々、約三~十行小説を書くことにしました。(書いてほしい行数をコメントして頂ければその分次がんばります!)
何分シロートなので稚拙な文章しか書けませんが暖かい目で、気軽に読んでいただけると嬉しいです。
(; ・`д・´)
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前回
「(俺はもう駄目だ。野球も失った。親友も失った。もう生きてる理由も見当たらない。なら洋一の所に行くのも……)」
「いち」
もう時間がない。
このままだと大地は飛び降りる。
何かに意識をそらして正気に戻さないと。
「大地! 洋一は助かっ――」
その時、僕の声をかき消す様に屋上の出入り口が開いた。
『大地。何下ばっかり見てるんだ』
「洋一?(何で……ここに?)」
「ぜろ」
#36
だが、それは洋一ではなく、数学の先生、須藤だった。
「『大地。何下ばっかり見てるんだ』 危ないぞ!(こんな遅くに何してるんだ?)」
大地は目をこすり、見直したがやはり洋一ではなかった。
「先生……。(今のは何だったのだろう? 確かに洋一の声だった。幻聴?)」
「いいから早くこっちに来なさい。(たく、たまたま屋上を見たら大地がいたから驚いたわ)」
大地は柵の内側に転がり込んだ。
つづく