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tonn
初めまして、NEET株式会社取締役tonnです。
僕もブログが書きたい!という事で時々、約三~十行小説を書くことにしました。(書いてほしい行数をコメントして頂ければその分次がんばります!)
何分シロートなので稚拙な文章しか書けませんが暖かい目で、気軽に読んでいただけると嬉しいです。
(; ・`д・´)
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前回
「ウワァァァァ(体が熱い……)」
「いた! 大地だ!」
大地は学校の屋上の柵の外側にいた。
そばにはジートゥとは違う真っ白な悪魔がいた。
僕はゆっくりと距離を詰める。
「お前、ワタシが見えるのか?」
「ああ」
「ならなぜ怯えない?」
その時、大地が悪魔になるのに残り十分を切っていた。
#31
「アハハハ。無駄だよ。フィレンチェ。こいつはオレにも驚かないんだから」
「そうなのか?」
「それより大地を悪魔にするのは止めてくれないか。一応僕はそいつのクラスメートなんだ。このまま悪魔にさせるのは寝覚めが悪い」
「そうか。でも、残念だがそう言う訳にもいかない。これがワタシの務めだからな」
真っ白なフィレンチェはまるで人間の様な表情をした。
つづく