
みのむしクリップ

最新記事 by みのむしクリップ (全て見る)
- 2024年コンサート事情 /猫の日の思い出 - 2025年3月26日
- キャリーオーバー発生中は、外れた証 - 2025年3月25日
- ニート、車をリースする - 2025年3月24日
- 戦闘能力、タウリン4万 - 2025年3月23日
- 技術部の壺の中 – Vol. 133 [アンバサダーの恐怖] - 2025年2月28日
2月になって急に寒くなった。去年は梅の花が咲いた後は暖かで、
「今年の夏は暑いです」
という予言が、予言ではないという予感がするほど暖かだったのに、今年の寒さは予想外に寒い。
日中は日差しがあだって暖かだけど、ミーアキャットのように日向ぼっこを楽しむほど、人間社会は甘くはない。
公園に棒立ちしているだけで『不審者』扱いが始まる。
「平日の昼間に公園にいるなんて、仕事していないのかしら」
「公園にいるなんておかしい。人さらいかしら。」
そういう不審者情報の発信源になってしまう。
近所の猫でさえ、午前中は前足をそろえて座り、日向ぼっこを楽しむ悠々自適な生活だけど、同じような境遇でも、人間は公園でぶらついてはいけないらしい。
公園に入ることが許されるのは、『小さな子供』というオプションが不可欠のようだ。
子供といれば、すべては許される。サッカー場やフットサルスペースの乱立加減といい、ファミリー層の恩恵の影で、追いやられる人がいる社会に絶望してしまう。
レンタルチィルドレン・ビジネスが出ないことを祈ろう。
そんなわけで、サイヤ人の血筋以外に戦闘能力ならぬ潜在能力の底上げを可能にする方法はないかと、ドラッグストアに行くと、パワーアップに有効に働く薬剤があるではないか。
しかも低価格で。
これがポイントだ。
低価格で手に入らないと、使えない。
こういうドーピングのラインナップには、高額な商品が連立する。
『スッポン』や『マムシ』など、精力がつきそうな動植物のエキスを混ぜ込んでいる。
『高麗人参』という、貧弱な根も薬としては貴婦人扱いだ。
これらの「気品」が何に裏付けされているかわからない。
『大阪のおばちゃんのエキス』の方が勢力が高そうだけど、社会的にどうなのか、すべてのものを失いそうだ。プラセンタが出始めた時に、
「堕胎した胎児を薬にしている」
とか、謎めいた話を聞いたが、そういう非人道的なものは販売できない。
しかし、そういった呪術的な要素が多めだと、「フリーザ以上、魔人ブー以下」な効果は期待できそうな気持にもなる。
その期待度は、そっくり値段に跳ね返ってきたりもする。
原価 3円でも、この期待度で 3万円で売ることができる高級媚薬品として、ガラス張り陳列ケースの面前に立つことが可能になる。
まあ、大体は、『男の人の前面を立たせる』のが主な効能だけど。
もうこの時点でニートには無縁な存在になる。
と、下を見ると、あるではないか。
純化学薬品だけで、元気になれる薬が。
陳列アルゴリズムは崇高な存在だ。
下を向いている人には、それなりの薬の提供が選択的に行われる。
タウリンなんて『限界まで入れろ!!!』という気持ちだけど、業務用??の薬も1回1000mg x 3回/日というように、1日 3000mgがタウリンの限界量のようだ。
だから、目の前にある4000mgの 1000mgはタウリン以外のアミノ酸を混ぜている。
だが、利用者は『オーバードーズ』をいとわない。
3本ぐらい飲むと、なんか元気が出てきた感じがする。
まあ、これは入っている糖がそういう気持ちにさせるだけで、実際はそんなことは無いというが。
また、こういうことを公のブログに書くと炎上してしまうので、ちょっした間違えで、それ以降は数日服用をやめて、身体的な問題がなかったことを確認した。
服用は用法容量を守って、正しく利用してください。
と、表記しておく。
とにかく、今手の中にある4万の力で、そろそろ始まった花粉症と立ち向きたい。
天気がいい日は、花粉が多い・・・
全く元気になれない。
社会的には毎年起こって、年々悪化しているように思えるけれど、何の対策も効果も感じないで時間だけが過ぎていく。
こんなんじゃ、もう、戦闘能力自体、上げるしかないじゃないか・・・・。