道玄坂の夢 /2024年、コンサート事情

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みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

2024年 2月 22日。
今年、222といえば、NintendoのSwitch2の発表イベントの数字たけど、去年は『黒子首』のライブだった。場所は、渋谷duo(duo Music EXCHANGE)。


道玄坂、ラブホ街の一角だ。
正面の建物はラブホ。
多分、この場所も もともとラブホで、いきなりライブハウスが出来た!! って感じで、周囲から迷惑がられているのは、むしろこっちの方なんだと思う。
『伝統の道玄坂を何だと思っている!!』
七三分けの人たちはかなりご立腹なことだろう。
たけれど、バブル期のジュリアナの映像とかって、その当時の、しかも東京のごく一部の人の世界で、多くは知らない文化だと思うし、今どき、だれも知らないジュラ紀の化石と同じぐらいの伝説だと思う。
道玄坂は、きっとこんな風に変わっていくんだろうな。
久しぶりに行った渋谷は、スクランブル交差点を見学できるようなガラス張りの通路が出来ていて、道玄坂方面まで、駅から横移動で進むことができる。
以前のように狭い道を人にぶつかりながら進んでいく窮屈さがなくなって、ショッピングがてら道玄坂の中腹まで移動が可能だ。
これは超便利な変更点。
渋谷2.0って感じに、バージョンアップしていた。
でも、会場は、まだラブホ街なんだよな・・・。
spotify O-EASTが同一の建物2階に併設されているので、待っている人は多かった。
でも、spotifyの方が30以上前に開場したので、人は一気に減っていったけど、待っている人がいると、人は待ってしまうもので、黒子首の開場が始まってから、
「あっ、それは隣の会場ですね。」
と言われて、慌てて駆け込んでいく人たちが10組以上いた。
まあ、待っている人がいたら待ってしまうよね。


[隣のspotifyの入り]

Charaの次が黒子首って、どういうつながり?? って思うかもしれないけれど、Charaが出ていた映画『スワロウティル』のCharaの映画での名前が、『アゲハ』。黒子首のボーカルは、その名前を付けた。というつながりがある。
ギターボーカル、ベース、+ドラムの3ピースバンドで、『水面下の太陽』を聞いたのがきっかけだけど、そのあと、アニメのエンディングに使われたりと、知名度は上がっていると思う。
去年、7月にバンド名を『黒子首』から『hockrockb』に変えたらしいけど、この時点で知らない情報なので、『黒子首』のままでいく。

で、失敗を2つヤラカシタ。
一つ目は、アニメのエンディング曲が収録されたアルバムを出した後なので、同然それ全般で進んでいく。結果、昔の「水面下の太陽」はメニューに入っていなかった。
まあ、『リップシンク』はいい曲なので、そんなに問題は無いけれど、
開場が、中央部に太っとい柱が2本立っていることが最悪だった。
その位置に気が付かなかったので、入場した時の陣取りを完全にミスってしまった。柱より前に行くべきだった。
そのせいで、ベースとドラムが同時に見えない。
まあ、いいか。


ライブの中では、ギターボーカールは元気よく、ベースはゲスト達に合いの手を誘ったりと会場の状態をよく見ていて、スタッフに細かに指示を出していたり、ドラムはまとめ役的なMCでまだまだ成長中のバンドのような勢いを感じた。
末永く頑張ってほしい。
今年も応援したい。

コンサートが終わった渋谷の街は、まだ明るかったけど、一人でとどまるには、意味を感じないところだった。
ラブホ街には一人じゃ寂しすぎるよな。
そんな感じがした。

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