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はじめに
本文で出てくる社名は、フィクションで実在する会社と関係がありません。特にマイナス要因もないと思いますが、問題がある場合は連絡ください。
新型コロナウィルス、HACCPで、温度測定が熱い。
それとは別で、うっかり見たHPに宣伝され続けているセーフィと言う防犯カメラ。
これらをぼんやり見ていたら、なんか一つにした方が効率が良い気がした。
監視カメラを実写カメラとサーモカメラの二眼にして撮影して、これをスーパーの天井に貼れば良いんじゃん。
■カメラ
[実写カメラ]
実写カメラは、サーモカメラが撮影したエリアがどこかを視覚的にわかるようにするためのカメラ。
勿論サーバにつないで、防犯にも使える。
セーフィそのままの仕組み。
[サーモカメラ]
FLIRの船舶につけるサーモカメラは、うん十万と高いけれど、それは防水とか、モータードライブとか、いろんな仕組みがついていた。展示会にいた人の話では、温度精度は0.5度らしい。iPhoneにつけるなんちゃってサーモカメラは、4万ぐらいで売られている。温度の精度がどのぐらいか不安だけど、0.5度の精度だと結構使えるる。
・カメラで撮った冷凍ケース
・ショーケース
・氷でおいてある鮮魚
・平置きの野菜、
・冷凍ケース自体の発熱箇所
・店内の発熱箇所
・ユーザーが移動して戻した生鮮食材の状態
・冷凍庫の開閉と冷気の漏れ具合
と言う事が0.5度の精度だととれるし、店内の客の体温も監視できる。
ただ、サーモカメラの安いのは、画素数が少ない。4×4の16画素ってのは良い方。
普通のカメラで撮って、その輪郭で場所を補正したりするらしい。
だから、値段とのかみ合いで、もう少し精度が欲しいな。
HACCPの食品管理に使える間隔(物の距離)で温度を検知する必要も有るだろし。
■画像認識処理
カメラとサーモグラフで撮った画像を合わせたり、一台のカメラを回転したり移動させて高額なカメラを使い回すことが出来ると思う。
そもそも温度は、秒単位で管理しても仕方が無い。
数台で店内全体が見渡せて、食品の場所毎の温度を取得して、データベースに記録。って、事が出来ればよい。でも画像からデータ抽出は以外と難しい。
赤外光はスペクトルだから、離れていても温度計測が出来るとは思うけど、場所が正確にわからないといけない。
カボチャと人の頭を誤認してはいけない。
・人の顔認識
・食品棚、冷蔵棚の測定場所の認識
・計測の管理とデータベース、データアブロード
そういう、場所毎の形状の違いから、自動で場所を識別する事が必要になる。
ロボットの様にカメラの動く位置から取得出来る物もあるけど、客が店内を歩き回る環境では画像認識が不可欠になる。
冷蔵庫と厚着した人を同じブロックとして温度を平均化してはいけない。
ドローンで虫を見つけるという発表をしているOptim(オプティム)という会社なら、画像認識でデータ作成が出来るのではないだろうか。
サーバサービスもしているようだし、鉄道での人の飛び出し検知とか、展示会で見た気がする。
でも、人の飛び出し認知の観点では、車の自動運転技術の方が近いのかな。
データをアップロードするという観点では、オプティムが向いている気はする。
そういう今ある会社が、技術を持ち合うと、正確なサーモカメラを軸として、いろんなテーマが同時に取り込めそうな気がする。
こういうワーキンググループが本当に成立したら、すごいと思う。
興味もある。
まあ、joinするとしても、おいらは清掃員ぐらいの事しか出来ないけれど。
ポイントは、正確なサーモカメラ。
ここは、アメリカ企業の技術というのが残念。
FLIRって、フリアーって読むんだね。
エフ・エル・アイ・アールって読むのかと思ってた。
セーフィと同じく、英語表現は難しい。