生き方を教えてよ – vol. -04 [正義と宗教]

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みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

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オウムの事件の時、
「一流の大学に入ったのに、どうしてそんな宗教に。」
と意見する人がいた。
どうなんだろう。視点を変えてみよう。

一流大学に行くと言うことは、小学校の時から人の言うことを
聞いて、真面目に生きてきたと思う。
学校の中では、正しいという概念がきちんとしていたし、
大人達も味方してくれた。

でも、社会に出ると、その概念が崩れることも多い。
だましたり、だまされたり、嘘や中傷。
人は人に傷つけられ、人が人を憎む。

正義は神の中にしかない。

神という名の教えに沿って生きていることが正義だから。
正しいことと、正しくないことが、はっきりしている。
正しいことを求めている人は、宗教という名の教えに
とらわれることがあるだろう。

今まで信じてきた信念を砕かれて、半ば何でもありかもと
思わせる社会に出ると、何を信じればいいのか、
解らなくなると思う。

「どうして宗教に、はまるのか。」
そう思う人は、まだ世の中の無常に触れていない
だけなのかもしれない。
遠い昔の先祖達が大仏開眼を祈ったように、
人の苦しみが増えると 神もまた忙しい。

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