【14日目】遍路の記録

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nonakashi

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1988年生まれ。 大学を卒業後、ニートとフリーターを半々くらい。 歩くことが好きでよく歩きます。 好きが高じて四国遍路、旧東海道&旧中山道(東京~京都)を歩いたことがあります。

14日目(8月5日)

5時起床。6時出発。
やはり雨。予報では昼前に大雨になるらしい。

31番竹林寺の近くを歩いていると、近所のおばさんが竹林寺に向かう道を教えてくれた。結構迷う人がいるらしい。
筆者は32番禅師峰寺に向かってはいるがありがたく教えていただく。
遍路は地元の人とのふれあいでもあるのだ。
昨日行きましたなんて口が裂けても言えない(笑)

ネットカフェを出てから1時間半ほどで32番禅師峰寺に到着。
例によって山の上にあり(大した高さじゃないけど)海が近いので眺めがいい。

それほどもたもたしたとは思えないのだが気づけば時間がすぎていた。
次の33番雪ケイ寺(ケイの漢字が変換で出ない・・・)へはフェリーを使う予定なのでタイミングよく乗りたい。
当時の時刻表は覚えていないがいまの時刻表を調べると9時10分の便があり次が一時間後になってしまう。
急いでいたことを考えるとおそらくこの9時10分に乗ろうとしていたのだと思う。

32番禅師峰寺からフェリー乗り場へは6キロある。
おそらく出発したのは8時前くらいだと思うので時間的に結構ギリギリ。
急いで歩きます。

基本的に道は車のことを考えて作られている。歩行者は遠回りをさせられることがよくある。
急いでいるだけに不平不満の気持ちでいっぱいになる。
仮りにも遍路修行中。邪な煩悩は振り払わなければ。と考える余裕は筆者にはなかった
(笑)

フェリー乗り場に到着。間に合ったはず。
着いたはいいが何かおかしい。人の気配がない。
なんと欠航していた。
ここ最近の大雨を考えれば当然なのだが、
風が強いわけでもないし距離も短いから大丈夫だろうと甘く考えていた。
しかも2日前から欠航していた模様。下調べしておけよと自分を責めるのであった。

不幸中の幸い。遠回りにはなるが近くに別ルートの橋があるのでそちらに行くことにする。フェリー乗り場の近くにあった商店の人に橋への道を教えていただき早速行く。

橋は高いところにあって東京お台場にあるレインボーブリッジみたいな感じだ。
別に高いところが苦手というわけではないが歩幅が十分にはなく車がビュンビュン通るし大雨だし少し怖かった。

橋を渡るとそこは坂本龍馬の像があることで有名な桂浜があるが華麗にスルー。
反対方向だし大雨だし行く理由はなかった。

おそらくこちらのルートは本線ではないのだろう。歩き遍路の命綱である矢印マークが
少ない。地図を見てもよくわからず地元の人に道を教えていただきながらなんとか進む。

10時半、33番雪ケイ寺に到着。
本堂、大師堂以外にその他の堂が3つくらいあってそのうちのひとつに荷物を置く。
雨に濡れないのでとても助かる。

大雨なので10分ほど雨宿りして出発。

12時半、34番種間寺に到着。
お参りを済ませて納経所に行く。御朱印を書いてくれるおばさんは朝ドラの再放送を見ていたらしく急いで書いていた。
お楽しみのところすみませんでした。

昼食をかねてここで休憩。
昨日書きそびれた日記を書く。
雨が止む。
出発。

出発してまもなくやはり雨が降ってきた。
ポンチョを装着。

仁淀川に架かる仁淀川大橋を渡り川沿いを歩いているとヤマダ電機などの大きいお店が見えるようになってきた。
街だ。この時は気づく由もないが高知市から土佐市に入っていた。

また雨が止んだのでポンチョをしまう。
ん、ポンチョの袋がない。
どこを探してもない。

おそらく34番種間寺を出てまもなくポンチョを着たときに落としたんだ!
たかが袋なのだが自分自身に怒りが湧いた。
自分にビンタを食らわせ反省。

イライラしながら歩いていると道を間違えていた。
完全に矢印を見逃していた。
心が不安定だとケアレスミスが起こるんだなと身をもって実感。

35番清瀧寺に到着。
定番の直前の上りの階段がまあまあきつかった。
階段を登りきったところでワンちゃんに遭遇。
ここのお寺で飼っているのだろうか。物欲しそうな顔をしている。
筆者が何もくれなさそうだとわかるとどこかへ行ってしまった。

お参りを終えて納経所に行く。
ほとんどのところは目の前で書いてくれるのだが、ここは結構離れていた。

雨で濡れていたせいだろう。帰りの階段でこけた。
幸いにも尻餅をついただけでどこも痛めなかった。一安心。

スーパーで買い物をして山の中にある休憩所にて野宿。
そこにはネコがいた。こいつも物欲しそうな顔をしている。
筆者が近くにあるトイレに行って戻ってくるとオシッコをかけられていた。
不幸中の幸いでズボンのカッパだったので事なきを得た。
おそるべし、ネコ。

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