【10日目】遍路の記録

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ノナカシ

1988年生まれ。 大学を卒業後、ニートとフリーターを半々くらい。 歩くことが好きでよく歩きます。 好きが高じて四国遍路、旧東海道&旧中山道(東京~京都)を歩いたことがあります。

10日目(8月1日)

5時起床。
6時ごろおじさんがやってきた。
しばらく話をして6時45分出発。
おじさんありがとうございました。

この日青年は元気が良くて、かなりのペースで歩いた。筆者はあっという間に引き離されました。

高知に入ってからいい天気ではないからなのか海がやたらに荒れているように感じる。これが高知の海なんだろうか。

道路沿いに休憩所を発見。
目の前にある建設会社が管理しているらしい。ここに野宿スポット一覧の紙を入手。1番霊山寺で手に入れたものとは違うものだ。この一覧表はめちゃくちゃ役に立ちました。
ありがとう。

そろそろ24番最御崎寺に着こうかというところで空海に関係のあるものがちらほらと出てきました。

空海の名はこの辺で修行しているときに視界に空と海だけが映っていたのが由来らしい。(本当かどうか知りませんが・・・)

遍路あるあるの寺直前の登りを越えて24番最御崎寺(ほつみさきじ)に到着。

先に来ていた青年と共に1時間ほど休憩。後からT橋さんO場さんも到着。順番通り青年が先に出発し、もうしばらくしてから筆者も出発。

この近くに恋人の聖地なるものがあるというので筆者には恋人もいないのに行ってみました。

行ったはよかったが、むなしい。ただ、眺めはよかった。

気を取り直し恋人の聖地を後にする。スカイラインと名の付いた道を下っていく。めちゃめちゃ眺めがいい。この道は三人衆がやめたほうがいいと言っていたがそんなことはなかった。

25番津照寺に向かう途中に郵便局に寄ったり水膨れを潰すための安全ピンを買ったりした。なぜかこの道中筆者はとても元気よく歩いていた。ウォーカーズハイというやつだろうか。

25番津照寺に到着。
本堂に向かうためには急な階段を登らなければならない。すごい階段の割には本堂は質素だった。

スーパーに寄って買い物。明日の昼飯と野菜ジュースを買う。野菜ジュースはビタミン摂取のためです。ビタミンを摂取したほうが体が動く気がする。

なぜか急につまずいた。
しばらくしてまたつまずく。
なんだと思ったら靴紐がもう片方の靴に引っかかってつまずいていました。結構な勢いでつまずくので危なかったです。靴紐を直してまた歩き始めるとT橋さんO場さんに追いつかれました。おそらく彼らに見られていたでしょう。彼らは特に何も言いませんんでしたが筆者がつまずく様は結構面白かったと思う。

定番の最後の登りを気合で乗り越えて26番金剛頂寺に到着。今日はT橋さんO場さんと一緒にここの宿坊に泊まります。ここの宿坊はなにやらすごいらしい。

宿坊というのはお寺にある宿泊施設です。イメージでは質素な感じを想像していたのですがとんでもない。まるで旅館です。部屋も広い。

久々のお風呂に癒され、すごい量の夕食を食らい、この日を終えました。

おまけ

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