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電車の広告でsXGPって言葉が書かれていた。
JRの電車広告でsXGPって。
富士通の広告だから、技術のお知らせだけど、一般ピープルにそれを伝えても、理解が難しい。
通勤途中の設備採用のおじさま方に、お知らせするのが目的なのかもしれないけど。
SIMフリーのスマホを使ってトランシーバーの様に通話を楽しむアプリがある。電話で電話もどきを使っても意味があるのか?? って言うかもしれにいけれど、一人が話した言葉をみんなで一度に聞けるので、同報通話としては意味がある。
この通話は電話回線だけではなく、Wi-Fiのネットワークでも出来る。
他には、Line電話とか、skypeとか、ネットワークがあればつながる電話モドキは多い。
何が嬉しいかと言えば、Wi-Fiならタダだって所だ。
経費が安いなら携帯電話(無線電話)の代わりに使いたい。
そう言う目的で、Wi-Fiでの通信を使って、構内通信を行おうとする提案は多い。
「Line電話、結構使えるじゃん。」
っていう人は多いと思う。もともと携帯のパケット使って話しているので、通信代はタダではないけれど、通話が無いデータSIMを使っている人にはメリットがある。
ただ、Wi-Fiを使うと問題もある。
Wi-Fiは、基本つないだAPとずっと接続を維持する事に重点を置かれている。ビームフォーミング等の技術は、指向性を持たせて、つながりを維持しようとする。
移動されたら、合わせるのが大変だ。
同一SSIDを割り振ってシームレスに通信を行う事も使われている。
この場合、つながっているAPとの関係を何時解消するかが、難しい。
「私、まだデータを送れます。電波が弱くて、心細いけど。」
APは端末との接続を頑張る。端末側も頑張る。
「関係を切らないで」
男女間の関係に似ている。
金回りが・・・、もとい、電波が弱くてデータ転送量が低下したら、
違うAPに接続した方が良い場合も有る。
Wi-Fiは、切れてから接続出来るAPを探す。
その間、通信は一度停止することになる。
だから、接続している時に、次の金回りのいい女・・・
いや、別の電波の強いAP(アクセスポイント)を探して、切り替える方法が快適に接続できる。使えないAPは早めに切ることが大事だ。
携帯の電波は、次々と切り替わる。
実は、次の基地局を準備しているからそれができる。
一番難しい所は、地上から地下街に入ったりする所など、繋がりが地上と地下で別なグループのネットワークになっている場所だ。
携帯で通話中に地下街に入ると、いったん切れた経験は無いだろうか。
まあ、これは3G時代の現象だけど、今のパケットオンリーの4G(3.9G)では、発生しないかもしれない。
Wi-Fiはそうはいかない。
だから、Wi-Fiと携帯の良いとこ取りが欲しい。
富士通はWi-Fiでも結構切れない仕組みを考えてやっているみたいだけど、これは大変だとニートながらに思う。
携帯のLTEを使ったら良いのに・・・。
そう考えたのが、sXGPだ。
移動に強いのか??って、そもそもこれは携帯の仕組みを使っている。
周波数は、PHSの帯域を使う。
Wi-Fiのハンドオーバーがイマイチ問題は気にしなくて良くなる。
ハンドオーバーは、Wi-Fiでは、なかなか解消できなかった。
そのため、PHSは構内電話として長く使われ続けてきた。
でも時代の波で、PHSはデータパケットとして音声を扱っていないから、貴重な電波のリソースをムダに使ってしまう。それはだめらしい。
AD変換してパケット通信でやろうってことで、社会全体が動いていて、3Gも将来日本から消える。
PHSは音声でのFAXも送れたのに・・・そのぐらい、音質は優秀。
・・・いまどき、FAXは使わないかな・・・。
ひょっとして、20代の人はFAXを知らないかもしれない。
「普通に添付で送れば良いじゃん。えっ、なんで印刷するの。見れば良いじゃん。」
そう若者は思うに違いない。
お年寄りの家庭で、FAXを送ろうと思ったら、地デジ化でIP電話に変えられてしまいFAXの帯域が確保できず、使えないことも少なくない。
IP電話って、そのぐらい音質が昔の電話と比べて悪い。意識出来ない間隔で、途切れたりもしている。
デジタル文化って、一部のユーザーを置き去りにして、身勝手に進行している気がする。
脱線したけど、
PHSが無くなり、使っていた周波数が空く。
3.9G携帯のLTE技術を使った構内電話を作れば良いじゃん。と言う事で、
・・・はい、出来ました、が、sXGP。
これで、途中で切れる現象が解消される。LTEだからね。
ただ、携帯のLTEだけど、使う周波数はPHSの周波数なので、今までの携帯電話がそのまま使えるわけでは無い。sXGP対応携帯にしないといけない。
構内電話だけど、気がついたら外の携帯の電波を使って通信していた・・・って事が無いように、切り替えて使うようにするかなど、なかなかに難しい。
実際は、構内、郊外を手動で切り替えて使うんだろうか。
iPhoneに導入されだしたSIMカードに依存しないeSIMの仕組みが出てきたり、こんな変化にユーザーはついて行けるのか、心配だ。
だから、電車の広告は、誰に対して話しているのか、気になるところだ。
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