会社の中で筋トレを叫ぶ — Vol. 03 [糖尿病後編 – ここは天国??]

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みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

入院までに仕込みを入れた。
それまでの絶食と合わせて、さらに過激なダイエットを敢行。
入院までの3週間、最低カロリー生活を続けた。
そして入院開始。

入院と同時に、尿をためるように言われる。
同時に粗食生活が始まる。
食パン1枚とか。。。。。配膳時の看護師の伺う様な表情。
多くの患者は「まじかよ!!」って、顔をするのだろう。

残念ながら私は縄文人。
一時的な食事の変動は、割といける。
食事制限は、言うほど苦では無かった。
だって、毎日ほとんど食べてないし。
しかし次の日、なめていた自分に鉄槌が下る。
インスリン注射だ。

注射の種類は、2種類。
食事の後に跳ね上がる糖を回収する
為の注射と、常時、糖の値を一定に保つ
インスリンの2種類。
食事用は、食べる前。
常時用は、寝る前。
3食の場合は、4回注射する事になる。

で、はじめは看護師に打たれる。
痛みはそれほどないものの、これを毎日???
ってところで、ショックだった。
注射後に食事をして、寝る前にもう一回。
その間、自分で打つ練習をして見ましょうと言われて、
おなかに巻く練習用の腹巻きと、練習用注射器を渡された。
『もうだめだよ。』
正直、この注射がショックで、立ち直れない。
毎日、これを打ち続ける生活が、全く想像できない。
どう考えても「自由じゃない!!」

その日の眠りにつく。
夜、水たまりに寝ている夢を見て起きた。
ふと起きると、尋常じゃ無いぐらいの寝汗の中にいた。
ナースコールで看護師に告げると、
低血糖かもしれないという。
眠気と混沌の中に頭はぼやっとしていた。

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