技術部の壺の中 — Vol. 25 [IoTデバイスを操る者達へ]

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みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

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今が旬といえば、IoTデバイス。
派遣会社の『苦めブラック』加減が問題になり、
その反動か、働く方も
『新たな新商品”ギガ盛り”』を勝手に開発したり
労働問題のオンパレード。というか、殴り合い。

笑い話のような、
チラシ配りの作業者を監視する人や、
その監視員がちゃんと監視しているか
監視員の監視まで連鎖する。
どんだけ人が信用できないのか。
疑い出すと、止めどなく流れる懸念は止まらない。

その点、AIに対しての信頼性は絶大だ。
AIを監視しようとする人はいない。
AI自体が管理されて動いているから。
そのAIにIoT技術を組み合わせて、
運転中の居眠り防止、ぽかよけなどに利用しようとする動きがある。
監視カメラ+判断と警告 そんな動きが期待されている。

どのシステムも最終的には人がチェックする構造だけど、
ストレージに保存しておしまい。誰も見ない。
そもそも、何かがあれば後から見れることを優先している。
『機械が怠ける』なんて思わないし、
『監視している対象が人』なので、
その人が怠けなければそれて良い。

ちょっと待て。
結局、人の作業を監視している二重のロスには変わりが無い。
なぜ、作業している人の責任だけで物事が完結しないのか。
そういうと、帰ってくる回答は、
「二重にした方が安全だから。」
『じゃ、AIだけですればいいのに。』
「そこまでAIは出来ない。」
という会話は、そこら中でされているだろう。
結局、AIとIoTが出来る”監視”と”警告”のもと、人が働く。

なんか、大本変じゃない??
だって、監視の監視だって変。
より安全にするためって、監視自体はそもそもの作業の一環ではない。
安全管理なら解るけれど、監視して安全??なのだろうか。
安全に出来ない作業プロセス自体が問題だろう。
それを無理してやっているから、無理を補うために監視がいる。

作業だってそうだ。
チラシ配りの監視員もチラシを配るメリットが
労働側にないから怠ける。
配ったチラシに番号が入っていて、客が店に持ってくると、
配ったバイトがお金がもらえるとかなら、
自主的に配るかもしれない。

でも、それってノルマとか、バックマージンとか、
そもそも時間で働いた分は、労働として対価をもらわないと。
という話になり、ブラック認定されてしまう。
でも、網から無いところからお金が生まれないから、
支払うお金も生まれない。

こういうジレンマに、広告業界とIoTは効果的に働く。

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