The following two tabs change content below.
七夕にダンスの舞台を見に行った。
主役(と言ってもダンサーは二人しかいない)の女性は前日頭を丸坊主にした。
「あー完璧だな」と、バリカンが彼女の髪を落とすたび思った。
舞台の前に禊のように見てみぬ振りしてた事が私の前に差し出されけりをつける、多分偶然じゃないんだろう嘘のある状態でこの舞台は見られなかったんだと思う。
当日、それまで降り続いていた豪雨はピタッとやみ私は時間に余裕を持って家を出たはずなのに、信じがたい自他の凡ミスが続き時間通り会場につけるかも定かではなくなってしまった!
試されたって負けないぞ!!とかよく分からない怒りのパワーを燃やし汗だくで知らない道を走り開始30秒前に着席。
舞台は幕を開けた。
1時間は演じられていたはずだが、体感時間は5分位のものだった。
言葉に出来ない事を表現したと主催者のダンサーさんが言っていたが、確かに私はそれを知っていたしけれど何で悲しいのか絶対に説明できないものだった。
部屋にいて、植物を見ていて、誰かを思い出して色んな時にその悲しみは来るのだけど自分のものだけでは無いんだろうなって事くらいしか分からない。でもきっとそれでいい。
未来の子ども達は青い青い光の中へ向かっていく。私もそこへいきたい
すぐそばにあってとっても遠い。また思い出せるといいな