むかしばなし2

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超私のりこ

「JK文学」と評される乱暴な日常のキリトリが売りの第2期取締役。

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夢をみました。

とにかくあしたから
イタリアにいかなきゃならないって夢です!
しかも20日間も!!!!!!!
それでスーパーのバイト先のおばちゃんが(スーパーのバイトしてません)
がんばってねっていって
前から食べたかった
白い大きなパンまでくれて!わ!!!
私は昔に国々のほうろうをしたことがあって
最悪な思い出と
最高な思い出とはんはんに
あるのですが
イタリアは最悪中の最悪で
あそこに
20日もいないといけないっていう
事態でして、
仕事も家も全部ちゃんとやって
立派になってかえってこないといけない
っていうせっていでして!!
もうパスポートとかも万全になってるし
家族もみんな
あらまたむぼうなことやるのね
ってあきれてます!!!
とちゅうで、
これが夢であって、白いパンはもらえないんだ
ってことがすぐわかるのですが
なんとイタリアにいくのは
夢じゃないのです!!
という天の声がひびいて
えええええええええええ
いやだあああああああああ
となってパニックです!
このイタリアしばりがあああああ
となって
本当に夢からさめても
イタリア縛りに
がっかりしていて
体に血をめぐらすことも嫌で
起きているのに
しんでいるような絶望からの目覚め!

こんな最悪スタートな一日!!!!!

てことで今週までは去年の話。。。。。。!

■12月?日■(2017)

ニー活にいった。(ニートの孤独を埋める週1の集会所)
着いたとたんに美女が目にとまりおどろいた。
かみのけが長くて目がぱっちりで初たいめんだったけど
どうやらはじめてここに来た人らしい。
他にも会社とは関係のない人がいて、この会の
なんのきょうかいせんもない人の出入りっぷりにおどろいて
とりあえずなかさまをほめた。
彼はこよいもニコニコ動画の配信に情熱をそそいで、
他のみなさんはおしゃべりに花が咲き、部屋の中は
オレンジのけいこうとうとまっかなイスでたくさんになっていて
冬の寒さを忘れてしまった。
NICOというバンドについてこうふんの様子で語るメダンジさんは
クリスマスの夜に男がぬがせたい様なかわいい服をきて
Hくん(非取締役)はきかんじゅうのように様々のことを語り出し
会話の中心になっていた。
その他のおっさんたちも
有り余るむだちしきとユーモアでおもいおもいの時間をすごす。。。
中でも生活保護課のくっすーことくすさんに語らせれば
スマホで調べるよりもたやすく日本のひんこん層を救う情報にアクセスできる上に
独自のセンスを持った人生論はひはんしにかかっても
最後にはなぜか納得させられてしまう。。。

そこに一人の最も孤独というか、孤高の人間がたどり着いたのは
20時をすこしすぎた頃だった。
おなじみアウターキーさんの登場です!!
彼はイチさんぽ部員として今日この日
6時間も散歩していらっしゃった。。!

むしろ「散歩とは」という命題を考えずにいられないこの行為を
なした彼の顔は
仙人の様に目の奥が(つかれきって)くうどうで
たましいがぬけた様な
さとりフェイスだった。

■12月20日■(2017)

ニー株での忘年会に参加。
一度も口内えんになったことのない
oreさんとガラケーを愛するtonnさんと
世渡り上手なksさんとで静かな
忘年会。のちの、新宿二丁目のゲイバーの
たんけんをしました。
ぶれないksさんは新宿二丁目なんていうやばんな
たんけんはせず。いつもぶれてるおれさんは
流れに付き合ってくれ場をもりあげていた。
酒のはいったおれさんは酒のはいっていないおれさん
よりもおれさんである。。
ゲイは完全なるキャラクターをこさえていて、
無てきともみえる強力なツッコミ力で
周りの全てをきっていたので
堂々たる生き様すぎて腹がたった。
店のライトはえろいむらさきいろだった。
でも店の中はいまや10人を超えるニートであふれていたので
なにもえろくなく、ロマンティックではなく、高級でもなく
異色の空気が混ざり合って
ひじょうに不健康な感じさえした。

■12月27日■(2017)

今日はニー株シェアハウスとやらに
いって忘年会をしました。

人見知りよりも場所見知りするようで
なんであんなにテレビが大きいんだろうとか
そのふすまのむこうはなんですか
という105個のぎもんが
あたまの中をかけめぐる中
食べたたこやきはしかしうまかった。
ネコはおとなしくていい子だった。

帰りがけ、定期券をおとしていることに気がつき
みんなをさわがせ
いちやく注目のマトとなるも
しゅうねんの探偵ごっこでおとずれた
コンビニに無事ほかんされてた。
あの定期がみつかった時の感動といったら
定期をおとしてよかったな、
とおもうほどだった。

■1月10日■

ニー活に行った。
本日は新年いっぱつ目だというのに
髪を切ったというのに
ちょびっとしか人が集まらなかった上に
美女がまたいらしていたのでざんぱいで
はらいせになかさまに
「くそ男」「レンタルニートなんてバカだ」という
わるぐちをいいまくってやりきった。

帰りに常連で一人ぐらしのRくんに
今日のニー活にタイトルをつけると?と
言ったら、「かなわぬ恋」ですと
答えてくれた。
まさしく、今日は
ずっと恋バナだったのだ。
そんな年明けニー活もアリ。

もどって
■かなり昔■(2017年)(今書いています)

夏だった。
この日、2回目のニー株での顔合わせが
始まろうとしていた。
あの、長ったらしい
会長の説明会の日から、
1ヶ月もたたないうちに
代々木公園の次の舞台の
上野公園という、
公園好きにはたまらないセッティングなのだけど
公園好きではない。

着くと、広場で
大道芸をしているおにいさんが
人だかりをつくっていた。
小さな輪っかを、小さな棒をつかって
空高く、舞い上げてから
それをまた棒でキャッチするという芸。
おにいさんは
嵐の相葉くんににていたのかもしれない。
それか、ぜんぜん似てなかったのかもしれないけど
ひどく人が良さそうな人で
何回か失敗しているのに、
お客さんも苦笑しているのに、
輪っかは地面におちているのに
どんどん人だかりが大きくなっている。

高く高く、それは舞い上がった。
夏の青い空の向こうまで
ずっと向こうまで。
鳥が、安心して飛んでいるような高さだった。
輪っかが空に吸い込まれていって、また落ちた。
お兄さんは、風がつよいですと
笑って言った。
そして本当に、風はあった。

まるで集まった人全員で
空と会話するのをがんばっているみたいな
時間だった。

そんなのを見ていて
もう集合の時間なんてどうでもよかった。
みんなのところに遅れまくって行った。

アウターキーさんやダイキチやクラさん
そしてカズといっしょにぶらぶらした。
たくさんの人と知り合いになった。

噴水の水のところでたくさんしゃべった。

水しぶきは時おり顔にとんできた。
そこにむらがる子供達と
ニート達を

青い空が見ていた。

さいごはしっとりとおわりました!!なにこれはずかしい!!

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