
みのむしクリップ

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羽田空港の第三ターミナルは、国際線ターミナルとして認識していた。
それ以外になにもないと思っていたけれど、アネックス設備として併設された建物があった。
建物には足湯もあるらしい。
夕暮れの中、足湯に入りながら、一日の終わりを急ぐように飛び去る飛行機たちをみて、
「今週も終わりだね。明日からの仕事を頑張ろう。」
って、バブル時代前後のサラリーマンなら呟いているはずだ。
ヤンエクで、ハイソサエティな人たちは、そういう素敵なシチュエーションが似合う。
黄金色の黄昏が、栄光のシャンパンカラーと溶け込む??? のかな。今どき。
とにかく、そういう場所に「Zeff羽田」がある。
「ここって超便利。終わった後、そのまま九州の家に帰れる。」
なんて話している人がいるように、行動的な人には良い選択肢のようだ。
九州って・・・青春18キップじゃないといけない場所だ。
青春18キップはそれほど安くは無いらしく、伝説の存在だけど。そもそも、100Km以上の距離は移動できる気力と財力がない。
2024年 1月18日、CHARAのライブが始まる。
開場が迫って来るにしたがって、人が集まってきた。
区分けには、A、B、C とあり、持っているチケットは、Cのグループ。
1グループどのぐらいいるのだろう。
でも、この人数なら30分ぐらいで入れるかな?? って感じだった。
そんな風に考えていたら、
「二階席のかた、お入りください。」
二階席!!!!!そんな選択肢があったのか。
まあ、リサーチ不足はいつもの通りだ。
次にAグループと続くのだが・・・ 500人以上飲み込まれていく。
『Cって、一体どのポジション??』
ライブって、すべてはアーティストまでの距離の二乗に反比例して盛り上がりが違ってくる。どのぐらいの位置なのか不安で入場してみると、以外にも全体の1/3ぐらいの前よりの位置、中央に入ることができた。
スタンディングだから、意外と入るし、開場は二階席があるせいか、天井が高くて開放感がある。ある程度のソーンわけのためか、手すりがイイ感じに配置されている。
最終的に観客はイイ感じに埋まって、互いにスペースが合って良い空間だった。
Charaの曲は、新しい曲はそれほど知らないけれど、ほとんど知っている曲で盛り上がったし、昔の曲はさすがに声が出しずらそうで、クッションを抱いて歌っていたけれど、やっぱりCharaは女の子のCharaで、自由な感覚で歌う人だ。
楽器も演奏したり、その空間を共有できた感覚自由で、開放的だった。
曲はバランスよく、聞きたかった曲も聞けたので、充分に楽しむことができた。
ただ、昔の曲を歌うときにクッションを出し決めながら声を出すところは、つらそうな感じだった。でもね、そういった曲自体はとっても自由で女の子って感じだ。Charaは自由な女の子。活気を演奏して、すでーじに座りながら語ったり、それはまるでホームパーティのような感じだった。
日清パワーステーションから始まり、配られた『バイオレットブルー』のCDの呪縛から解放された時に真に自由になれたと思う。来年(これを書いているのがすでに2025年だけど)、そしてその翌年も永遠に女の子として続いていってほしい。
暗い陰りと言うよりも、明るい水色の空だよな。
『スワローティール』時代と違って、今のcharaは、そんな感じがした。
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