みのむしクリップ
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通信が発達しているけど、人同士のコミュニケーションって
いつまで経ってもうまくいかない。
それは、言葉での説明が必要だから、
・話すきっかけ
・話し方
・聞く方が聞きたいという姿勢
・理解の確認
・で、なんで話して何を理解してもらいたいんだっけ
ということがそろわないとうまくいかないからだ。
そう、人は実はもっと気軽に話すことを望んでいる。
思いついた単語を言葉に出し、それを自由に受け取って
もらう。
「月夜の遠吠え」が基本スタイルだ。
だから、ツイッターやブログのつぶやきは、こんなにも
毎日騒がしく話されているし、電話で話すよりもLineでは
自由に会話がされている。
人はもっと気軽に話したがっている。
でも、直接的な話しになると言葉でしか表現ができない。
言葉が足りず、思いが残ったり、誤解が起きたりする。
ニュータイプは、人々の争いを無くするために生まれた。
ガンダムは、そう説くけど、基本、戦いがテーマだ。
スターウォーズもフォースという超能力を持つけれど、
ジェダイは調停を行いながら戦う。シバ神のような存在だ。
結局、テレパシーみたいな物は、タダの通信の置き換え、
手段の置き換えで、根本的な相互の理解にはならない、
という事を教えていると思うけれど、誰もそれについては
語らない。
ニュータイプ同士だと阿吽のごとく思いが届くことはない。
まあ、テレパシーだけなら、手段の置き換えだよなぁ。
人の心そのものを伝える何か、
温かな感情を伝える伝達方法、
それは、今のところ存在しない。
映画で感動したとか言うのは、視覚、聴覚の刺激から、
言葉や状況を判断して、経験に合わせて
感動している。
直接、感動を伝える仕組みは人間には存在しない。
「暖かな気持ち」という概念そのものを伝達する方法が
全く無いのだ。
だから、個人の気持ちは伝わらない。
理解って、だから、言葉にしても伝わらない。