わすれること

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みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

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選挙が始まるらしいけど、
世の中の動きに置いていかれる。
そんなに遠くの世界より、今の
自分の世界の方が問題。
それをよくしたいから
投票しようと言うけれど、
多数の中にも入らない気持ちは、
もう、報われることはない。
機械的に投票は毎回してるけど、
それは私という存在を忘れずに
手紙を届ける人への返信。

忘れることは幸せの扉。
不健康になったときに、
食べることを忘れた。
美味しい思い出や
ラーメン屋さんの雰囲気、
油のにおい、
そういう物を全て忘れた。

会社でストレスを感じたとき、
昨日の出来事も思いも
全て忘れた。

忘れることだけで、
カラダは健康になっていくし、
いいことは続く。

どんどん、ドンドン忘れていき、
どんどん小さくなって石になったら
静かな幸せに落ち着くのかな。

ラノベの話で、
自分の記憶を弾にして撃つ
少女の話があった。
最後ではお約束のように
記憶を全てなくして
しまうのだけれども、
記憶をなくした者に
記憶を悲しむ道理はない。

果たしたことを
覚えている者がいて、
果たした事実があったと思っている。
選挙の候補者は
果たすべき目的があるという。
聞いている僕らが
者から物に変わったら、
何が目的と主張できるのだろう。

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