旅するニート – [松本ハイランド] -すいか

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みのむしクリップ

主に電気関係で仕事をしてきたけれど、気が付いたとき、日本の電機の会社ってほとんどなくなっていた......... そんな需要のない今を 日々生きています。

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松本ハイランドと言っても、遊園地とかでは無く、
農協の倉庫でスイカ直販所のノボリに書かれて
いた名称。
7月のこの時期、周囲の農家でも直販されている。
いつもはもっと蒸し暑いけれど、2019年の今年は
梅雨が続いているので、温度は低め。
夏を過ぎると、次はリンゴだ。
残念ながら、今年はリンゴの木の抽選にハズレて
しまった。・・・・リンゴ刈りの事だ。
刈(かり)と言っても量が多いので、収穫作業だ。
そういえば、都内の週末の電車の中で、
「夏休みになったら、桃狩りとか行きたいね。」
「あっ、あたし、スイカ狩りやってみたい。」
って会話があったけれど、
スイカって、狩るというよりは重くて、作業要素が
高い。
スイカ狩りを想像すると、
麦わらと首にはタオルというという感じで、
足は当然、長靴的なおしゃれな要素は想像できない。
とにかく、重いし、運ばないと。腰も、やられる。

甘いスイカはと聞くと、日照時間が長くて、
朝晩と日中の簡単さが大きい気候・・・って
話をきく。
いや、これもう、スイカだけでは無く、
果物全般な定型ワード。
野菜とかでも、キャベツとかレタスとかでも
似た感じの話を聞いたことがある。

日照時間が長いと、光合成で糖がたくさん出来るし、
朝昼の温度差は、日中の温度上昇で湿度が相対的に
下がるから、植物が根から水を吸い込み、
葉から拡散するのに向いている気候って事だとは思う。
でも、ぶっちゃけ、『霜降り肉はビールを飲ませる』
みたいな都市伝説のような気がする。

甘くするには、やっぱり肥料が大事らしい。
でも、今年は梅雨が長引いたせいか、
スイカの表面はややボコボコだったり、
白い筋が多い気がする。
天候と無関係ではいられない。
だけど、今年も周囲を山で囲まれた土地は、
緑一色に作物が育っている事に変わらない安心を
感じる。
ふと、横を見ると、小さなカボチャが
できはじめていた。
夏はカボチャだ。

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