万華鏡は不思議

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超私のりこ

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「JK文学」と評される乱暴な日常のキリトリが売りの第2期取締役。
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NHKドラマ、「半分、青い。」の成り行きが
あまりに自由だったことに不満を漏らしながらも
毎日録画をみている家族のみなさんを横目に
ぼけっとすわっていると
劇中に、万華鏡がでてきたことがあった。
そういえば昔は万華鏡でずっと遊んでいたな。
という私の懐古主義が発動し、
万華鏡を無性に欲しくなっている自分と
もう大人なんだからやめとけ、という
冷静な自分との数ヶ月にわたる激しい言い争いの末に、
やっと、先日それはアマゾンによって一瞬で家にきた。
みると、中には申し訳程度の量のビーズがあって
30秒みて飽きてしまった。
そして、やっぱり自分は変わったんだ、
あのころに戻ることなんてない、と思って
寝転んだ布団の横にそれを放つと
カランカランという音をさせて
万華鏡は遠くへ転がっていってしまった。

ポカンと白い天井をみた。

それから、もう一度それを足で引き戻し
中をぼんやりとのぞく。

すると、不思議と、今度は
さっきとは違う感動があった。
それは、今の私が感じる「美しい」であった。
無数に形を変える、幾何学的な世界は
ある時は花のようにみえ
ある時は星、そして宝石のようだった。
それをそっから1時間ほど見て
小宇宙に出かけるようにして寝た。
朝起きて見て、夜疲れては見る。
タバコみたいな中毒性なのに
それは子供のおもちゃなのだ。

やはり、万華鏡は、私に心をくれる。

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