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アニメ大手のサンライズ社の人気アニメ「ラブライブ!」の公式サイトが・・・
人気アニメ「ラブライブ!」の公式サイトが、何者かに乗っ取られてから日が浅い時期ではありますが、各種ニュースメディアにおいても取り上げられています。
▼Gigazine
https://gigazine.net/news/20190405-lovelive-anime-falsification/
▼ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1904/05/news051.html
▼Yahoo!Japan
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6319373
原因はドメイン移管におけるトラブルの可能性が大きいようですが、著名企業であるサンライズのサイトとして実在証明できる EV SSL証明書が導入されず、正規のサイトである安全な証明が取れない為に、安易に表示されてしまった可能性が高いです。
ラブライブは我々が頂いた!
我々がラブライブを入手する際、
手の込んだプログラミングを行なったり、
こっそりとデータを傍受したりする必要はなかった
我々の方法は、移管オファーを行ない元所有者が移管オファーを承認しただけだった
元所有者はこれだけであっさりと、ラブライブを、我々へと移管してしまった。
公式Twitterにおいては、以下のようにしか表明していません。
今後の状況につきましては本公式Twitterにてお伝えさせていただきます。
いつも応援して頂いている皆様にはご迷惑をお掛けし心苦しい限りですが、何卒、宜しくお願い致します。— ラブライブ!シリーズ公式 (@LoveLive_staff) April 4, 2019
現在は
なんとかドメインの所有権を復旧し、以下のように記載されていますが・・・
現在、本来の公式サイトであるラブライブのサイトは、以下のようになっています。
安全確認中のため、サイトを一時的に非公開とさせていただきます。
『ラブライブ!』シリーズの最新情報は、http://www.sunrise-inc.co.jp/lovelive/をご覧ください。
いや・・・待ってください。。。
安全ではありません・・ってブラウザ上で堂々と警告が出てしまっています。
確かに、co.jp ドメインは、企業の実在性が取れないと取得できない厳しいドメインなのですが、実際の所、企業の実在性の提出については、数か月程度の猶予が持たれています。
実際にNEET株式会社が設立し、登記されたのは、2013年11月21日ですが、neet.co.jp というドメインは、それ以前の2013年10月5日に取得されています。
ということは、誰でも実際に一時的なものであれば、どんな個人でもドメインが取得できてしまいます。
実際の所、やろうと思えば、誰にでも、co.jpドメインでさえ、移管もできてしまうのです!
これらを予防するには
著名な企業でサーバーを利用されている方は、今すぐシマンテックSSLサーバー証明書を取得して、サーバーにEV.SSL証明書を設定して、サイトの実在性の証明と、安全化をするようにしましょう。
しかし、EV SSLの証明書の審査・取得は非常に面倒な作業でそれなりの高額なお金がかかってしまいますが、ブランドイメージを損なわないようにするためには、保険としてきちんとかけておくべきです。
EV.SSL証明書は、著名な企業のイメージダウンを損なわないようにする、インターネット上上でかけられる唯一の保険です!
とかいう弊社は、実際、SSL証明書にかけるお金もないので、実際には、サーバー業者が提供する無料SSLで安全化をはかっているのですが・・・・