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- コンビニ の 食料廃棄 が超絶ヤバすぎる!!! - 2019年6月26日
コンビニは食料廃棄の温床です!!
私たちが何気なく使っている コンビニ 、その裏でたくさんの 食料廃棄 が起きているのをご存知でしょうか?家計に苦しむニートたちにとっては、捨てられるくらいならゆずってほしい、と思うはず。
最近では、食料廃棄が表沙汰になり、期限切れに近い食品を割引セールする取り組みも始まってしまいました。といっても、私たちが普通に暮らしているだけでは、コンビニの食料廃棄の深刻さが見えてきませんね。
筆者、コンビニ経験者の視点から、いかにコンビニの食料廃棄がヤバいか、裏事情や実態を暴いていきたいと思います!!
目次
・食料廃棄を出さないと店が潰れる
・それぞれの店のオペレーション事情のせい
・バイトテロなどのケース
・責任者の管理能力が不足しているケース
・本部のミスであるケース
・そもそもコンビニの食品期限が厳しすぎる
・まとめ
・おまけ
食料廃棄を出さないと店が潰れる
コンビニ が 食料廃棄 を出す理由って何だと思いますか?実は、ボリューム感を出して私たちユーザーを逃がさないための戦略なんです!私たちユーザーは、食料品が山積みであるほど、ついつい買ってしまうようなのです。
え、そんなことないよ、というそこのあなた!この効果を侮るなかれ!自分では思ってないつもりでも、知らず知らずのうちに手を出してしまっているはずです!
あなたは、朝寝坊して急いで食事したいとします。もし、目の前においしそうなパンがいっぱい並んでたら、ついつい食べたいと思いませんか?しかも、いろんな種類のパンがよりどりみどりで置いています!
あなたはお腹が空いているんです!食べなきゃ体がもたなくなります!さあ、買わないでいられますか?買わないとしても、コンビニ内では他の食品もたくさん取り扱っています。よほど意志が強くなければ無理なのです。
人の欲望って、コントロールが自分の思ってるよりもはるかに難しいですから。私たちユーザーがそういう購買活動をしている限り、コンビニとしても、対応せざるを得ません。利益を出さなければ店が潰れてしまいます。
そうなると、コンビニとしては、ある程度は食料廃棄を出すような経営をします。でないと、利益が出ないからです。もちろん、食料廃棄を全く出さないオーナーも実例であります。
どうなったかというと、お客さんが来なくなり、最終的に廃業を余儀なくされました。どれだけ食料廃棄を出せばいいのか、既にコンビニ本部で目安が決められています。
目安が決められているくらい、食料廃棄って思うように自由にコントロールできないのです。もちろんコンビニ本部の搾取も含まれているとは思います。ですが、一番は、膨大なフランチャイズのデータが原因です。
これを元に理論ができてしまい、食料廃棄が人間のコントロールを離れてしまっています。理論に縛られているのです。
結局、食料廃棄は決められた量の範囲でしか決められません。理論を壊すには、それなりの強力な改革をするしかありません。私たちが、食べ物を捨てるのもったいない、と思っても、解決はできないのです。
それぞれの店のオペレーションの事情のせい
コンビニのオペレーション、利益がでなければ忙しくありません。アルバイトでも、ヒマだからオススメする人も多い職業です。しかし、都会、駅前、ビル中、など、忙しい条件が重なる店もあります。
そこでは、逆にオーナーをオススメすることはあっても、ブラック職場です。そういう環境では、少しでも働き手の負担を減らすための行動が見受けられます。例えば、期限切れ食品を1~2時間前に撤去します。
コンビニでお客さんが多い時間帯は決まっています。駅前やビル中なら、朝食、昼食、夕食の前後の時間帯です。繁華街近くや終電の遅い駅前なら終電前後1~2時間でしょうか。
こういう時間帯で時間ぴったりに期限切れを撤去するのは至難の業です。お客さんを並ばせてしまうからです。
負担を減らすために取れる選択肢は三つあります。
・クレームを気にせずに期限切れ食品を15分前に撤去する。
⇒お客さんを待たせても気にしません。
・とにかくレジでお客さん対応して、お客さんがいなくなるのを待つ。
⇒期限切れ食品が売り場に残っても気にしません。
・1~2時間前に撤去する。
⇒食料廃棄の元凶です。
それぞれメリットデメリットはありますが、全メリットでキレイに決めきることはできません。利益を出すなら、それだけギリギリの状況を作り出さないといけないからです。
忙しい店だと、一人あたりに捌かなければならないお客さんの数が増えます。それも、1時間あたり1.5~3倍にもなります。スタッフ同士でおしゃべりする余裕はありません。
それだけでなく、お客さんがいなくなったら売り場のメンテナンスをしなければなりません。お客さんが多いということは、無くなる商品も多いです。在庫から補充し、素早くキレイに整えないとなりません。
もちろん、在庫が無くなっては困るので、業者さんから新たに商品が仕入れられます。忙しいと、1人あたり2~4倍速で終わらせないとなりません。お客さん、メンテナンス両方に時間をとられ、時間はありません。
メンテナンスのときに、同時に期限切れ撤去をすれば、1~2時間前になる場合もあります。もちろん、深夜はお客さんがほとんど来ない店が多いです。しかし、今度はメンテナンスが非常に忙しいです。
1~2時間前に撤去が無難な選択肢になってしまうのです。
こういうコンビニは、さらに悪条件が重なります。人手不足です。その日に必要なスタッフの数が確保できないこともしばしばです。派遣スタッフを依頼しますが、派遣スタッフのほうが動きが悪い場合が多いです。
自前のスタッフではないので当然ですが、しかし、人件費はむしろ倍近くなのです。なので、労働時間を調整する必要があります。雇わないか、短く働くか。そうなると、期限切れ食品の1~2時間前撤去に走ります。
この1~2時間に本来売れる食料品が食料廃棄になったりします。その分多めに仕入れないと利益が出ません。店として存続するには、人件費は必要以上に増やせません。どうにもならない理由で食料廃棄が出るのです。
バイトテロなどのケース
さすがにコンビニの数も万単位で存在します。そうなると、常識的にはあり得ない行動をとるスタッフも中には発生してしまいます。こういう外れスタッフは、普通は見抜けません。相手も嘘ついて問題ないフリをします。
探偵に依頼すれば見破りやすくなるのかもしれません。しかし、費用が高すぎて元が取れませんので、依頼はあり得ません。
具体的にコンビニスタッフが起こすバイトテロとは、どういうものでしょうか?例えば、店頭販売中の揚げ物を、作って間もなく捨てるケースがあげられます。信じられませんが、本人にどうも言い分があるようです。
なんでも、揚げ物を早めに捨てないと、中の容器の洗い物ができないとか。もちろん、十分な余裕があるにも拘らずです。せっかく作った揚げ物なので、お客さんに食べてもらったほうがいいですよね?
時間帯は夕方、駅前なら、仕事帰りのお客さんも多いです。作った人の気持ちも考えると、心が痛みませんか?
こういうバイトテロは、若い人が多いです。体力的にも学習能力的にも若い人のほうが歓迎されるので。一方、楽して遊ぶお金がほしいのが若い人の本音です。働く人と雇う側でミスマッチが起きるとどうなるでしょう?
・働く人が学習して成長する
・雇う側が妥協して赤字になる
・お互い相談して適切に運営する
・働く人が仕事場を荒らす
の4パターンが考えられます。成長すれば、一時は辛いかも知れません。しかし、対応できるパターンが増え、評価されやすくなります。将来楽になりたい人にオススメです。お互い譲り合うのも風通しがよく、健全です。
問題は残り2つです。妥協したらそもそもオーナーが破産します。ユニオンを頼るケースがありますが、本来自業自得です。そして、バイトテロ。バイトテロは、正直言って、追い込んで辞めさせるしかありません。
解雇をすると、1か月分の給料を余計に払わなくてはなりません。ふざけたスタッフになぜおいしい思いをさせなければならないのでしょうか?
よく言われるパワハラの線引き。バイトテロを起こすような人にまで適用されたらどうなるのでしょうか?難しい問題だと思います。パワハラを全くしないで居場所をなくさせることってどういうことでしょうか?
結構扱いが難しくなると思います。いくらスタッフ個人が悩みがあれども、仕事場を荒らしていい理由にはなりません。荒らすことによって、お客さんが不快な思いをするのはいいのでしょうか?
利益の問題から、完全に快適な環境をお客さんに提供するのは不可能です。でも、避けられるべきことは避けなければならないのではないのでしょうか。嫌なら最初からスタッフにならなければいいだけです。
別にニートとして充実していけばいいのではないのでしょうか?何かしら体や心に不具合があるなら、相談すればいいだけです。コンビニ自体、そんなに余裕があるわけではなく、できる相談とできない相談はありますが。
といっても、相談すれば何かしら考慮できます。話をシカトされたら、他の店で働けばいいだけです。わざわざバイトテロを行う必要はないです。こういうスタッフは、売り物を勝手に持ち帰るので、非常にタチが悪いです。
責任者の管理能力が不足しているケース
バイトテロの逆で、オーナーなどの管理が杜撰なケースがあります。どう考えても売り切れない量の食品を仕入れて廃棄を出すケースです。全く現場を把握しないで本部の話を鵜呑みにすると、こうなります。
この場合、働き手にとばっちりがいってしまい、余計なことで忙しくなってしまいます。はっきりいってだれも得をしません。
本部のミスであるケース
本部が売れると思って仕入れの指示をし、結局売れ残って本部が廃棄を指示をするケースがあります。また、食品工場で異物混入が発覚した場合もあります。
タチが悪いのは、印刷ミスなど、食べ物とは関係ない理由で廃棄になるケースもあることです。こういうミスであれば、食品がもったいないので流通させたいところです。しかし、経済的な理由でもあるのでしょうか?
そもそもコンビニの食品期限が厳しすぎる
コンビニの食品期限は、そもそも消費期限の2時間前、賞味期限の5~30日前となってます。安全面を考えてのことでしょう。ところが、消費期限自体が胡散臭いのです。
コンビニで消費期限が切れた食品は、たとえば高いイチゴなら、まだ傷すらついてません。激安スーパーなら値引き販売すらスタートされていないレベルなのです。オフィス街や富裕層などにとってはアウトでしょう。
確かに事故を起こしたら業界自体が危なくなります。でも、ちょっと期限が厳しすぎる気もします。スタッフたちが期限管理事故を起こし続けたからなのでしょうか?仕方なくても、どうも不満は残ります。
まとめ
いかがでしたか?食料廃棄は、実にいろんな理由でうまれてしまうのです。そのなかでも、売上を上げるための食料廃棄の部分、これを何とかしないと解決できません。売上を下げないで食料廃棄を解決するアイディアを考えなければなりませんね!
おまけ
筆者はコンビニの食料廃棄をニート株式会社のブログで書いてます。コンビニは、街中で一番身近な存在であり、働き手もニートに一番近い層で構成されています。そして、食料廃棄に厳しい意見を持ちやすいのもニートです。なるべくコンビニ業界内の常識でとどめずに、本来の世間の常識からコンビニの様々な問題を発信できたらと思っております。