山の中

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Yoshihiro Ashby
繊細で頑丈。質実剛健なタフニート。平成2年生まれ。不定期に投稿。感じるがままに綴ます。
Yoshihiro Ashby

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5/27の事。山に入り候。

山の中を歩いた時に山の壮大さと険しさ、普段は見慣れないものを見つけた。

そのひとつひとつが大事な記憶として宝物になる。苔のいきいきとした緑や枯葉による銅一色の一面。そびえ立つ巨木やしとしとと垂れる連続した水滴。鳥のさえずり声や茂みのかさかさという音。

全てが一つの生き物のように感じれる。山は大きな生命体なのかと思うほどに大きく果てしなかった。

途中で廃村のようなものもありそこに人の暮らしがあった事がうかがえる。

昔の一升瓶やなんだかよくわからない金属製のタンクや生活用品の残骸。住居の基礎や放り投げられた大黒柱。たしかにそこには界隈があったのだろう。

寂れた物悲しい廃村と自分達が対比を織り成しタイムスリップでもしたかのようなほろ苦い雰囲気を醸し出す。

道を歩きつずけるとひとつふたつ次々と見慣れないものが目に飛び込む。古い橋やレトロなコンクリート壁など山の中には文化の名残を感じさせる情景がたしかにそこにはあったのだ。

険しい道を超えてふと下を見るとショットガンシェルも落ちている。クラッカーのように激しく炸裂したのだろう。

進めば進むほどに冒険をしていた。とても良い探検でもあった。

おわり

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