最も弱いAI将棋「こまお」に学ぶ、「接待将棋」と「暗記麻雀」その1ー「接待将棋」編

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たかはしよしぴろ

たかはしよしぴろ

わりかし数理系のダンサー、たまに天文解説。ラテン語から近所の猫まで。新しいものが大好きなので飽きやすい。隠れ古代ギリシャ勢。飲み会はドトールか、モス。12000大好き打点派の天鳳IDぴろくまだが、あんまり勝てないので、最近は、カタンや宝石の煌めきに夢中。ただ、そこでも盗賊を押し付けられてる。いまなりたい職業は、ポプ子。
たかはしよしぴろ

プロ

さて、日もどっぷり暮れて、ど田舎駅の国道のセブンイレブンに出るまで、
歩いて5分かかる宿に泊まった人も、こんばんは、たかはしよしぴろです。

きょうは、有意義な人生の過ごし方について、教授したいと思う。

ニートにはゲームの能力は欠かせない。

まず、働くことは除外するとしよう。

だいたいにして、ゲームに比べて、ルールに書かれていないことが多すぎるし、
自分と上司、部下とでルールが違う、こんなアンフェアな遊戯は存在していいのか
どうか疑われる。

それに、ずっと働けると思ったら、大間違いで、
AIロボの「ポチ」に仕事を奪われる未来も見えるので、
いつまでも、ぼーっとして、うっかり労働に生きがいを見出してはいけない。

そんな現代人がかかっている労働依存症という不治の病を治すためにも、
以下の記事は必見である。
(参考にはしないでもらいたい。)

幸い、あと数年は人間のほうがAIよりも上手く仕事ができるとは思うので、
ブラック企業に自ら志願し、休みなく数日働き、過労で死んで、

「有意義な人生だった」ダイイング・メッセージを綴るのも、
有意義な人生の過ごし方としては、間違ってはいないが、

何か、とんでもないところで、ミスってる。

寝るという選択肢は、とても有力で、
1日のうち10時間から12時間くらいまでなら費やすのは容易というメリットは見逃せないが、
さすがに1日16時間寝るのには熟練の技がいる。

運動するのだって、体力の限界は当然ある。

テレビ……? えーーーっ!

ということで、残りはどう考えたって、ゲームしかないという結論にどうしてもなる。

人間に必要な栄養素であるゲームの欠点

まず、負ける可能性があるというリスクは見逃せない。

なんと、せっかく時間とお金を費やしたのに、負けるという、
とんでもなく理不尽なことが起こるのである。

人類がゲームに、どれほど負けることを嫌がっているかは、
「大統領のゴルフ」という本に書かれているのでご覧いただきたい。

歴代アメリカ大統領が、紳士のスポーツで、こんなにズルをしたということを書いた。
稀有な書である。

あと、将棋
熟練者が覚えたての初心者相手にやるハンデ戦で「歩三兵」というのがあるのだが、
「これ、勝てる初心者がいるのか?」と思うくらい
負けずぎらい感が炸裂しているルールである。

正直、人間は負けるのがイヤらしいので、
なかなか、どのゲームにしろ初心者の上達を阻んできた要素がある。
個人的な恨みつらみを全開にすることは、さすがにこういったブログでは…

…やっていきたいので、堂々と書くが、著者が体験した中では
「モノポリー」一番ひどい

プレイヤー間の交渉が自由自在にできてしまえるので、
初心者に不利な立場を、これまた自由自在に押し込めることができてしまうのである。

人間は負けるのがイヤである以上、
初心者が上達するためには、初心者が勝てるゲームを用意しなくてはいけないのだが、
(初心者は負ける経験も、初心者であるから、なおさらである。)

経験者も負けるのがイヤならしく、
首脳会談並みに両者、平行線をたどってきたのだが、

人間が嫌がる最前線の戦争と、ゲームの負けは、
コンピュータが引き受けてくれるらしい。

最も弱いAI将棋「こまお」の登場

こねこが相手をしてくれる将棋である。
そして、なんと(開発者とは別であるが)攻略動画まである。

この将棋の売りは、なんと言っても弱いこと。

そんなこと言っても、普通は「ハム将棋」くらいは強くなってしまうものなのだが、

この「こまお」は、時代遅れの技術をあえて使い、できるだけ自然な弱い手を表現。

作家さんのサイトでも、

「せっかく弱いコンピュータ将棋を作ったので
たくさんの初心者と戦って負けたいと思っています。」
(これは、作家のIHARAさんのリンクより)

という気合の入れっぷり。

負けを気にしないコンピュータの懐の広さには、
ぜひ抱かれたいものがある。

案外、こんなところから、人間はコンピュータにひれ伏していくのかもしれない。

(この記事は、来週金曜日の、その2につづきます。)

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