「無人島に持って行きたい1冊の本は?」最終回

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たかはしよしぴろ

たかはしよしぴろ

わりかし数理系のダンサー、たまに天文解説。ラテン語から近所の猫まで。新しいものが大好きなので飽きやすい。隠れ古代ギリシャ勢。飲み会はドトールか、モス。12000大好き打点派の天鳳IDぴろくまだが、あんまり勝てないので、最近は、カタンや宝石の煌めきに夢中。ただ、そこでも盗賊を押し付けられてる。いまなりたい職業は、ポプ子。
たかはしよしぴろ

こんばんは、日の沈む金曜日のこの国
(日の入り更新、きょうは住んでいるとこの時間で17:08)に、
ブログを書いてる、たかはしよしぴろです。

突然ですが、

「無人島に持って行きたい1冊の本は?」などと
のんきなことがいえるのは、きょうが最後です。

定番の質問で、

「無人島に持って行きたい1冊の本は、何ですか?」という質問がある。

はっきり言って、どうしょうもない質問である。

残念ながら、こんな質問をこの世で使えるのは、きょうで最後である。
なぜなら、ぼくはこの質問が大っ嫌いだからだ。

今回は、この質問について、徹底的に攻撃して、
なんなら、無人島ごと、に沈めたいと思う。

空気読まなきゃいけない地獄の巣窟が、そこにある。

表題の質問がどれくらい嫌いかというと、読書感想文と同じくらい嫌いである。

  • 文学の本でなければならない
  • 感動しなければならない
  • 教訓を得なければならない
  • 自分の人生について反省しなければならない

のこの4点が、なんか共通している。

しかしながら、状況をマジメに考えれば考えるほど、
どう考えても、持って行った文学の本を読み
だいたい、涙流すころには、飢えて死んでいる結末しかみえない。
(体内に涙流せるだけの水分もないかもしれない。)

半日後には、その無人島の良き養分になってしまっているのである。

ドストエフスキーの「罪と罰」を読むくらいだったら、
なぜ島流しにされる前に反省しなかったのか?

だし、

ヤシの木が生えているかもしれない熱帯で、川端康成の「雪国」もないだろう。

って気がする。(「伊豆の踊り子」はもっとナシだと思う。)

その上、なぜか、「人生、もうダメだ。」というような作品を選ぶと
「生きる気がないのか!」とわけのわからないことを言われそうだ。

  • 前向きな気持ちにならなくてはいけない
  • すでに本を選択した段階で、生き残るすべがない

という点で、矛盾してしまってる。

生き残り策でワンチャンを探る気はないのか?

だいたい本といえば、文学という時点で、発想が貧困すぎるとしかいいようがない。
マジカルバナナだったら、「思い込みでアウト!」ってテロップが出そうだ。)

「大型書店に行ったことがないのか?」と言いたい。

文学の他のコーナーを見渡せば、ヒントはいっぱいある。
アウトドアコーナーは、たぶん、持って行く候補作の嵐だし、

まだ、観光コーナー「るるぶ 無人島特集」の方が合理性はある。

「魔方陣のつくり方」も、ギャンブル要素の強さは否めないが、
呼び出せる召還獣とそのあやし方によっては魅力的であり、
少なくても、ヘルマン・ヘッセの作品よりは、たぶん合理的である。

本のおまけで、科学技術をつくろう。

文学作品を読んで、死に急ぐ連中は、さておき、
(しかし、貴重な食糧にはなるので、死体は捨てないでとっておこう!

書店を見渡すと(無人島に行く前に見るべきだが)、
ヒントは意外なところにあることに気づく。

女性誌のコーナーである。
ふと、最近の女性誌は、立ち読みができないことに気づいた。

おまけがついているからである。

あ、そうか、そこにヒントがある。
マスカラのサンプルを手に入れても、しょうがないが、
大人の科学マガジンあたりだったら、かなりチャンスある。
おまけでボートが作れるとかありそうだ。

しかし、落とし穴はあり(無人島に誰が掘ったのだろう)、
この手のものを作りそうな、ディアゴスティーニを購読しようものなら、
最終号が来る前に、かなりの確率で息絶えている。

最終号まで組み立てると、現代の文明都市が築けるという、
「ディアゴスティーニ 現代文明都市シリーズ」は、
かなり魅力的だが、残念ながら条件にかなっていない。
(「1冊の本」という条件にも違反している。)

ベストアンサー

以上の議論を踏まえて、選ぶべき本は、たぶんどっちかである。

  • アウトドアコーナーにあるであろう、「無人島 完全サバイバルガイド」
  • 大人の科学マガジン おまけ:ボート or 電気のいらない通信機 or 現代文明都市
    (とくに一番最後希望

これをもって、この質問は完全決着であるので、

来週も(故意に)ドロップ♥ドロップ♥である。

【再放送】…すると思ったでしょ?(先週読んだ方におかれましてはね。ありがとうございます。

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