漫画の話1

あらゆる物事の中で、おそらく漫画が一番、もしくは最上位クラスで好きです。

色々書けそうですがとりあえず今回は、最近思うことについて書いておきます。

 

説明表現

説明口調の漫画が嫌いです。

最近よくある異世界系は大体説明口調です。

主人公が客観的視点から意見を述べていくものが多いです。

また、世界の仕組みを代弁する神の視点のキャラ(キャラとは呼びにくい声だけのものもある)もいたりします。

原作と作画が分かれ、元が文章であることも要因だとは思いますが。

また、何でもかんでも説明するという流行は漫画には限りません。

現代は共感がキーワードになっていたりするので、皆と共有しやすいように誰にとっても分かりやすい、平易な表現になりがちです。

 

心情表現

いちご100%が好きです。

あれは、ヒロインの感情が言葉では見えておらず、表情や態度で現れているところが良いポイントだと思います。

この辺りは心情フキダシ(雲みたいなやつ)が多いか少ないかの違いで、結構変わってくる気がします。

もう少し最近の作品でいうと、私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い、がウケているのも同じような理由が一因にあると思います。

主人公以外のキャラクターの心情は、言葉での描写より、表情と態度での表現が多いです。

ワタモテが凄いのは、そういった表現を繰り返していくことでそのキャラの人格を少しずつあらわにしていき、キャラクターの魅力を引き出していることです。

この効果によってより現実感が増し、没入感も強くなっています。

 

エロ表現

売れるために安易にエロスを入れている漫画も、あまり好きにはなれません。

表現者には、やはり俗物的な目先の利益よりも、自分の感性や信念を重視して作品に組み込んで欲しいです。

綺麗にストーリー展開する中、本当に突然、エロい絵が入ってきたりします。

一応興奮はしますが、少しびっくりします。

 

無料漫画サイト

最近、ネット上で無料で漫画が読めるグレーゾーンのサイトが人気です。

これは読者側からすれば大喜びですが、出版社や作者側からすれば収入に関わることなので大問題です。

双方の気持ちは分かりますが、読者側も作者側も自己中心的な発言が多い気がします。

本質的な部分は、インターネットの登場によって加速した、社会構造が変化するスピードに対し、法律やその他社会の仕組みの変化が全く追い付いていないことだと思います。

作者側は、かつての利権を主張するばかりではなく、職業の形式は絶対のものではなく崩壊しうるものであることを理解し、変化に対し柔軟に対応していったほうがスマートであり、将来性も大きいです。

当たり前に感じているこれまでの安定自体も、業界によって操作された歪んだ仕組みを放置してきた怠慢さがあったからだ思っています。

読者の理性に訴えかけるような漫画を書いたところで大きな解決にはならないし、これで何かした気になっているのではニートと一緒でしょう。

アガペーストアの失敗を思い起こさせます。(虚構新聞)

また、これまで問題なく機能していた制度や職業の崩壊は、なにもネットによるものだけではありません。

人工知能の発展などは、よく言われているところです。

これまでも時代の流れに乗れないものは淘汰されてきましたが、今後より一層進行することが見込まれます。

<追記>

先ほどネットの意見いろいろ見てみたのですが、最近では以前みたいな感情論ばかりではなく多方面の意見があるみたいですね。

なかでもやはり、業界異端児のファーストペンギン的な佐藤秀峰氏の意見は面白く、そこから続くweb界隈の方々の一連の思考の連鎖は、なかなか興味深いものが多いです。

ビジネスマン的思考だったりエンジニアの方の提言なんかは、クソニートでは思いつかないものばかりなので、こういった時にはどうしても、企業で働いていた方が良いのかなあなどと考えてしまいます。

また、時代はITであることを実感すると同時に、世界を変えるというか今後の世界を構築していくITの力は圧倒的で凄いなあと感心しました。

 

最後に

私はこれまで創作はもちろんのこと、演劇やダンスなども含め、自己表現系の行為をほとんどしてきませんでした。

クリエイター側の気持ちを理解するためにも、いつかは自分でも一度何かしらの作品を作ってみたいものです。

また、いろいろ書きましたが、漫画は大好きだし、漫画家の方々は尊敬するし、応援もしています。

エロい漫画も勿論大好……嫌いじゃないです。

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